2月は散々…

ご無沙汰でした。まぁ、2月は散々な目に遭っておりました。

まずは体調不良。2月の半ばごろから始まった体調不良。まずは例によって食欲不振、ちっともお腹が空かないし食べると胃部の不快感。あらまぁ、この時期に食べられないとなるとこの夏はどうなっちゃうんだろう…

そうこうしているうちに、腰から太もも、ふくらはぎの筋肉痛。何も特別なことはしていないのに? そのうちに手も脱力感が出て来て、持っていた湯飲みをぽとっと落としたり。

それが日に日にひどくなってくる。まぁそろそろ肉体的には耐用年数が過ぎたってことかしら? などと思ったりもして。あまり厄介な病気でなければいいけれど、やはり病院を探すべきかしら? それにしても何科へ行けばいいの? 最近の病院は診察科目が細分化され過ぎているから、一体どこで診療を受けたらいいのかしら?
そんなことを考えつつ、何日かに渡ってネット検索して、結局何だったと思います? 今年になってからご厄介になっている耳鼻科で処方された漢方薬ツムラのHPで調べてみたら、その薬の副作用が「ごくまれに」と言う注釈つきながら、私の症状が全てぴったり全て当てはまって、コイツかぁ~~~犯人は!

早速そのページをプリントアウトしてそれを持参のうえ耳鼻科の先生とお話しして、その薬をやめることにいたしました。やめてみると、あ~ら、不思議。あれだけ悩まされた症状がどんどん軽くなって、ほっとしているところです。まだ全快とは申せませんが日々好転していることは間違いなく。

それにしても、たまたまながら、飲んでいる薬を調べてみて良かった… そうでなければ今頃消化器科や何やらと病院巡りをし始めてしまう所でしたよ。で、行った病院でまたまた新しい薬が出たりして、それはそれで何やら恐ろしい。

やっぱりこれも自己責任の内。お医者様の言うことを丸のみ、鵜呑みにしてしまうのも考え物だなぁ、などと。これからは処方された薬も一応、その効果や副作用について目を通さなくっちゃ、と。どの製薬会社もHPでその薬の効用の他に考えられる副作用もちゃんと明記していますもんね。

それと並行して、PCとスマホも不調です。こっちは明らかに耐用年数切れと思われ、乗り換え準備にバックアップを取ったりと、これまたジタバタ。

そんなこんなで一段落して、今年の作品、やっと手を付け始めました。

もうちょっと体調が良くなったら、また制作日誌も始めなくっちゃ~と思っています。

「若い」と「美しい」ことの値打ちとは

麻生太郎氏の発言がまたまた物議をかもしているようです。

上川陽子外相に関して「おばさん」呼ばわりをしたとか、「決して美しい方とは言えない」とか。でもその麻生氏の発言はニュースで聞いたのですが結局のところ麻生氏は外相である上川氏の仕事ぶりを絶賛していたわけで、その流れの中での失言のようなものだったと記憶しています。

まぁ、一部を切り取ってしまえば明らかに女性蔑視と言えるのかもしれませんが、あの発言の全容を踏まえれば、私が上川氏だったら喜んじゃうかも~と思えるほどでしたよ。

だいたい、政治家にとって若いとか美しいとか、何の値打ちがあるのでしょう。若くて美しいからと政治家に担ぎ出されるタレントも多い時代ですけれど。やはり自分の仕事を他人から評価されるところにまで高めてこその人の値打ちなのだと思います。積み重ねた仕事や生き方の作り出す「顔」こそ美しいと言うに値するものなのだと思うのです。世阿弥の言を借りれば「時分の華」と「真の華」と言ったところでしょうか。

まぁ、今の時代では「若い」と「美しい」の値打ちは絶大なもので、TVを見ていれば皺を取るとか、シミが消える、若見えなどと言うコマーシャルが飛び交っているわけで、世の女性たちがこんなことに血道をあげているのかしら?と思うと何やら情けないし薄気味が悪い。

昔、私がまだ10代・20代だったころ、血道をあげていた実存主義シモーヌ・ド・ボーヴォアールが、「皺は人生を物語って美しいものよ。」と発言していたのを思い出したりしちゃいました。その頃の私は早く年齢を重ねたくてジタバタしていたものです。若いと言われることが、まるで知性のない「バカ」呼ばわりをされているようで…

 

最近、プライムビデオで良くイギリスやらヨーロッパ系のドラマを見ます。主人公は男も女も若くない。たいして美形でもない。けれど、深い人生経験を積んだという印象の知的な登場人物たちなのです。つまり、刑事ものなんかを見ていても、日本のドラマのように犯行現場にギンギンの化粧をしてハイヒールを履いて現れる女性刑事なんか出てこないわけで、こっちとしては安心してみていられる。

いつからでしょうね~日本では積み重ねた経験や知性の持つ「美しさ」が軽んじられ、チャラチャラとした「若く」て「きれいな」登場人物たちが、まるで学芸会のような演技を繰り広げるようになったのは?

ま、イギリスはシェークスピアの国。演技の文化の質は当然違い過ぎるわけだけれど。

とにかく今の日本文化は幼稚さの一途を辿っているような気がしています。シワだらけばぁさんのひがみかしら?? ^^);

炉の修理・その後

今朝、修理した炉に通電してみました。順調に温度上昇、焼成に必要な800度を超えるまでに約50分。別段、異臭がするわけでもなく快調!やれやれ~~です。

しかし、炉の目盛りがズレる問題は相変わらずで…

午前中に城田電機さんにもう一度電話をして、状況を説明しました。

元々の入力調整器には外見的な異常は見られなかったこと、配線にもコゲなどの異状はなかったこと、それから通電後の温度上昇の経過等々。

あ~それなら問題なく直ったってことですよ。

でもね~困ったことが一つあります。温度調整ツマミを取り付けたのだけれど、目盛りが合わないの。OFFでHI焼成、1でOFFになります。つまり目盛りがひとつずれているんですけど、これって私の配線間違いからきている状態ですか?

え~~?目盛りがずれてる? ちゃんと軸の平たい部分に留め具を合わせたんですよね?

そうです。何回も確認したんですけれど。

おかしいなぁ、ちゃんと合うはずなんですがね~ 温度上昇の具合から言って、配線に問題はないはずです。それに配線とは関係ないし…

このままにしておいて、問題は起きますか?問題がないとすれば、温度目盛りをひとつずらして書き直しちゃって使いますけれど、何か問題が起きる可能性があるとすると怖いなって思っています。

あ~~それでいいですよ。問題はないはずです。見た目の問題だけですよ。

 

ということで、結局分からずじまいでした。

まぁいいや、火事になったりする可能性はなさそうだし、このまま目盛りを書き換えて使うことといたします。世の中、わからんことは一杯あるってことで~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すれば

炉の修理

去年のこと、生徒さんから炉の温度が上がらないとの相談を受け、アトリエ展も間近なことでしたから、たまたま使っていない同型の炉があったので、それと交換して、故障中の炉はそのまま私の仕事部屋に置きっぱなしにしておりました。

その炉は、今はもう80代後半になる昔の生徒さんが使っていた炉で、かれこれ40年近いもので、それが今の生徒さんの元におさがりになったというシロモノです。

故障の症状としては、パイロットランプは点灯しているが、パワーコントロールランプが点灯していない、炉の温度が上昇しないという状態です。ヒューズを調べたけれど、ヒューズが飛んでいるわけでもない。

パイロットランプが点灯するのだから断線はしていないはず… パワーコントロールランプが点灯しないというのはどこの故障だろう? 熱電対の問題だったら、パワーコントロールランプが点灯しないってことはないよな… 回路が別だったような?

 

まぁ、悩んでみたところで始まらないと、先週、製造元の城田電気炉さんに問い合わせてみました。症状の説明をしたところ、入力調整器の劣化だろうということになり。

入力調整器

この黒い四角いハコ体が入力調整器と言うものだそうです。

単体で、送料込みで8000円程度。修理に出すと工賃含めて20000円ほど、それに送料がかかるから約25000円か~

ねぇ、私でも出来るかしら? 取扱説明書のようなもの、あります?

う~~ん、配線さえ間違わなければ大丈夫ですが…

もし、単体で取り寄せて歯が立たない場合は、炉に入力調整器も入れてそちらに送ればやっていただける? ちょっと面白そうだからやってみたいかな? って思うんだけれど。

良いですよ。そうしてみますか。

と言うことで、本日やってみました~ 午前中3時間ほど。面白かったよぉ~ 勿論、配線を間違えないように取り外す前にコードに番号を書いた絶縁テープを貼り、新しい入力調整器の端子にもマジックで番号をふって。ところが、パワーコントロールランプの配線が外れない! 無理に外そうとして壊しちゃったら大変だから、その配線は触らないでの作業。従って狭い炉の中での四苦八苦。無理な体勢での作業だったせいか、腰は痛いし手が震えたりしちゃって、やっぱババァだわ~~

それでも無事に終わって、いよいよ通電!

おぉ~パワーコントロールランプ、点灯!! 炉内に手を突っ込んでみると温度上昇中~!! やったね~~

でも、一つ問題があるのです。温度調節ツマミが1目盛りずれてる! OFFに合わせても

OFFにならん…1目盛り進むとやっとOFFに。なんのこっちゃ?? で、いろいろやってみたけれどどうもうまく調節できない。

ま、これは明日城田電機さんに電話して、問い合わせてみます。

最悪、調節ツマミの方のマークを書き換えちゃえばいいんでしょうけれど、初めての作業だから、何か間違いがあると怖いもんね~ と言うことで、本日の営業は終了です~

後期高齢者の仲間入り!

昨日は私の誕生日、あろうことか後期高齢者の仲間入りと相成りました~

小田原のみいちゃんから、素敵なフラワーアレンジメントを頂いちゃいました。

誕生日のプレゼント

室内では暖房のせいで長持ちしないと可哀そうだし、と、一番寒い玄関に。玄関中にバラのいい香りが漂っています。みいちゃん、ありがとう~!!!

夕方には和ちゃんからの夕食のお誘いがあって、近所の中華屋さん「西都」で、いろいろご馳走になっちゃいました。

まぁ、この歳まで何とか無事に、そこそこ健康に作品を作っていられるのだから、めでたい! ということです。無事に冥土の旅の一里塚を越えられたという所でしょうか。たまたま「西都」の奥さんが1月14日が誕生日の同い年だということで、盛り上がり、「でも良いことと言えば医療費が下がる位かしら?」

「でもさ、行く病院が増えたりするわけだから、同じじゃない?」などと…

大いに笑って食べて、楽しい夕食でした。

 

この所、今年の作品の構想に取り掛かっています。構想を練るという時期が、楽しくもあり、一番苦しい時期でもあります。ようやく少し纏まりつつあり、素地の届く予定が2月20日ですので、それまでに構想をまとめて試作品をいくつか作るつもりです。

取り掛かりが早くなっているのは、やはり年のせいで体力に自信がないからに他なりません。焦って短期間に仕事をやり切る自信がないわけです。

まぁ、年相応、のんびりと取り組みますわ…

 

今年は…

元旦の朝、今年一年の平穏をお祈りしたばかりだというのに…能登半島を襲った大地震津波警報も出て、TVではひっきりなしに「緊急地震情報」の画面が流れて。

時間が経つほどにその被害状況の悲惨さが増して来て、何やら暗澹とした思いに駆られています。お正月の風物詩のように毎年TVに流れていた能登の朝市、あそこの場所では200軒ほどの民家や商店が全て焼け落ちたとか。ニコニコとTVに映っていた元気で人の良さそうな朝市のおばあちゃまたち、ご無事でいらっしゃるのかしら?
停電・断水・道路の崩壊…とライフラインも寸断され、しかも今日・明日は雨だとか。

その上、昨夜は羽田空港でJAL機と海保の支援物資を運ぼうとしていた飛行機の衝突炎上事故。幸いJAL機の方には人的被害が無かったようですが、海保の方では乗員6人中5人がお亡くなりになったとか。何が原因だったのか、どっちにもせよこれは人災としか言いようもない…仕事とはいえ、使命感に駆られていたであろう方々の不慮の死には言葉もありません。

お正月早々、しかも三が日の最中に…今年は一体何が待ち構えている年なのだろうか。

政治も乱れに乱れ、人心も乱れ、天の怒りに触れたのか、とすら思ってしまう。

まだまだ余震は続いており、寒さも本番を迎える季節。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。

 

 

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます!

静岡では、雲一つない晴天に恵まれ、上々の元旦です。

朝7時ころ、駿河湾の向こうに横たわる伊豆半島からの初日の出。

2024年の初日の出

そして、初日の出を浴びて、富士山の朝焼け。

朝焼けの富士

ついでに、軒先に陣取ったヒメも朝焼けです。

ヒメも朝焼け~

今年こそ平穏な良い年でありますように!

皆様のご多幸をお祈りいたします!!