わけぎ

今日は出かけたスーパーで、わけぎを見つけました。このスーパーはとても小さなスーパーなんですけれど、近隣の農家の持ち寄った野菜が売られています。路地モノ中心ですから、種類は限られているのですが、季節感一杯で、しかも安くて新鮮! ですから、必ず通りがかったら立ち寄るようにしています。
おぉ〜わけぎかぁ、春だわねぇ。おいしいぬたでも作ろうかしら? 丁度、麹屋さんでお味噌を買ったばかりだし、半分くらいは玉味噌にしておいてもいいなぁ。
で、帰宅後にすり鉢を取り出して、お味噌をごりごりとすりました。我が家常備の味噌は米麹味噌ですから粒味噌です。白味噌も一緒に買っておくべきだったなぁ、そうすれば混ぜるだけで済んだのに、などと思いながら10分ほど磨って、あらかた粒が消えた所で卵の黄身を入れ、酒と味醂で緩めて砂糖を入れて、またごりごり。本当はこの後は湯煎をするんですけれど、時間がかかって面倒だからなべに移して直火のとろ火で焦がさないように練り上げます。だんだん硬くなって、まるで火山の噴火みたいにぼこっぼこっとなってきたらオシマイ。玄人さんはここで漉すのが本格らしいけれど、自分で食べるだけだからそれは省略です。
あとは冷蔵庫に入れておけば4〜5ヶ月は日持ちするし、お酢で緩めてからしを入れればからし酢味噌、煮きり酒で緩めれば田楽味噌です。いろいろ使えるし、後が楽だもの。
で、今夜はワケギのからし酢味噌和えを一品追加。旨かった〜〜 春の味覚です! 
月末にはまた恒例のお花見があるし、アサリの剥き身でも添えてわけぎのぬたも一品お出ししようかしら?