タイガース

今日は一日仕事でした。アトリエ展用に額絵を作っているのですが、今日は銀線を立てました。で、終わって、炉を点けて、焼成温度にあがるまでの間一休みと、TVをつけると、たまたまBSで昨年末に開催されたタイガースの武道館コンサートが放映されていました。
タイガースの全盛期には、私はグループサウンズに夢中になるにはちょっと年を食いすぎていましたから、さほど興味はなかったのですが、毎日のようにTVから流れていましたから耳慣れた曲ばかり。ファン層は多分私より5歳以上年下の人たちだったでしょう。
タイガースのメンバーたちが同世代なんだわ。皆さん、お年を召して。でも、やっぱりそれなり「色っぽい」おじいさんになっているところはさすがねぇなどと、それなり感慨深くて。さほど声量が落ちているとも思えないのだから、大したものです。
結構、舞台を動き回っていましたけれど、先日ニュースで見た日本公演中のミック・ジャガーの動きには到底及ばず、やっぱり農耕民族と狩猟民族のDNAの違いかしらねぇ、などと他愛もないことを考えたり。
「光陰矢のごとし」ですね。今更ながら思いました。ま、でも、年を重ねないと見えないこともあるんだわと、アンコールの時の彼らの顔をみながら、その表情からにじみ出てくるものに、ちょっと胸を打たれたりしましたっけ。
人の一生なんぞは他愛もないもの、やっぱり、これからは、毎日毎日が一期一会ですわ。