マンノリ!

マンノリってコトバがあるそうです。私も全く知らなかったのですけれど、静岡県御前崎あたりで「海からそこの土地に直接やってくる台風」のことだそうです。多分、ど真ん中に乗り上げてくる台風って意味で、マンノリと呼ぶのかもしれません。
台風18号、浜松に上陸して頭の真上を通って行ったようです。これもマンノリといえるかも〜
朝5時に起きた時には雨音が大分賑やかでした。ウチは、南側から南西部をぐるっと、低いのですけれど尾根が取り巻いていますから、それが風除けになって、真西からの吹き返しの風がちょっと強い程度で、あまり台風で怖い思いをしたことはありません。リビングの窓から見ていると、劇的に風向きが変わるのが見えて、ちょっと興味深く眺めていたりするくらいです。
それにしても、今回の台風は、久しぶりに経験した強い雨を伴った大きな台風でした。
本当は、今日、私は名古屋での日本伝統工芸展の会場当番と、引き続きの撤収作業のお手伝いに行かなくてはならなかったのですけれど、勿論新幹線は動かず… 10時過ぎくらいに動き始めたと言うテロップが流れたので、どうせ時間がかかるだろうし、早めに行っちゃおうかと静岡駅まででかけましたが、結局、東京で新幹線の発着が止まっているので車両が到着しない、その上、県内の河川が危険水域に達している所が何ヶ所もあるので、動いてもどれほどの時間がかかるのか全く見通しが立たないとの駅員の説明もあり、そのまま帰宅。後は電話連絡で、本日はそんな具合なので欠席させていただく旨、報告して。おぉ〜〜思わぬ休日が舞い込んだ!!
で、やっと落ち着いて、ニュースを見たら、まぁ、清水はバイパスのある山側の辺り、町中水浸しみたい。大変な雨だったんだわ、と、びっくり!
挙句の果てにがけ崩れで、東海道線の線路が土砂に埋まっているんですって。あらあら、想像しているよりもずっとひどかったんだ。
水浸しになっている町をTV画面で見ながら、40年位前の七夕豪雨、思い出してしまいました。あの時も、ひどい雨だったわね〜とTVを点けて、目に飛び込んできたのが水浸しの町、最もあの時は今回どころの騒ぎじゃなくって、かろうじて濁った水面に出ている屋根の上で助けを求めている人がいたくらいでしたが。自然災害が目白押しだった今年です。もうこれ以上の被害が出ませんように、と思うけれど、こればかりは人知を超えていますからねぇ… 
静岡ばかりじゃない、各地で様々な被害が出ているようです。