適正価格

ご無沙汰の内に1ヵ月が経ってしまいました。その間、何をしていたかと言うと… まぁ、ご注文をいただいた額絵を作ったりと、残務整理の続きのあったのですけれど… それ以外のドタバタで追いまくられておりました。
我が家も一度塗り替えてからはや10年以上を過ぎて、そろそろまた外壁やら屋根やらの塗り替え時だなぁ、震災直後の富士宮震源地にした震度5地震で、一部外壁の隅っこにヒビの入っているところもあるし、来年くらいに手をつけようか、と思っていたところ、先月の末頃に、塗り替え業者から飛び込みの勧誘がありました。
私は前回同様、この家を建てた工務店経由で塗り替えするつもりでいたのですが、話だけ聞いてくれと言うので、予算を立てる参考程度のつもりで話を聞くことにいたしました。
そうしたら、まぁ、立て板に水の如き勢いで。挙句の果ては、「今、ご契約をいただけば、年内に仕上がります。お正月を気分良く迎えましょう!」とか、「今なら大幅値引きします。」とかの営業トーク満載で〜
挙句の果ては土下座しかねない勢いで、契約を迫られて。ほうほうの態でお帰り願った直後、今度は別の業者が突然現れ、また話だけ聞いてくれと言うのです。で、その数日後にはまたまた別の業者から勧誘の電話が…
これってヘンじゃない? 今までチラシが入っていたことは何度かありました。勿論、そろそろ塗り替え時だということは一目瞭然ですからチラシを入れられることは分かりますけれど、何でこうドタバタと業者が押しかけてくる? ひょっとすると、あそこの家、塗り替えを考えているぞという情報が業者間に流れた? 何だかアヤシイ…
ま、煩くてしょうがないし、塗り替え時だということに間違いはないのだから、と、最初に考えていた工務店こちらの方から電話をかけて、見積もりをお願いしました。そうしたら、設計部の部長さんがもう一人連れて見に来てくださって、一緒に家周りを確認、その後、足場関係の方も下見に見えて、ヒビの入った外壁の一部はサイディングボードは張替えた方がいいですよ、等々。一週間後に見積もりが出来て。
何のことはない、飛び込み業者が「今なら大幅値引きしてこの金額です。」と言った金額と同額の見積もりが出ました。
あはははは〜 あの業者たち、やっぱりセールストークだったんだ〜
それに、見積もりだって営業マンがチラッと見て、平米数から割り出しただけで、ひび割れた所は目地剤で埋めるだけで大丈夫ですって。ひょっとして取り掛かってから追加請求が来ないとも限らない。
くわばらくわばら。婆さんの一人暮らし、慎重に信頼できる所を相手に、安心安全を目指さなくっちゃ! 
いつから始めます? と工務店さんに聞いたら、寒いうちは塗料の伸びも悪いから、来年3月ぐらいがいいと思いますよ、そんなに慌てる必要もないし、ですって。で、年明けに契約することにいたしました。ま、このくらいのテンポが私には丁度いいわ。
多分、出た金額が勿論適正価格であろうと、充分に納得できましたしね〜