3連チャン

昨日は午後から雨が降るという予報でしたから、朝7時半前にマルと散歩。30分ほど歩き回って戻ってきたらケイタイがぴかぴかしてる… Iさんかしら? 戻ってくる2分前の電話だ。慌てて折り返し電話してみると、また小さなヒビが入ったと言う。
わかったわ、昨日指示した部分、釉薬を削って薄くしていらっしゃい。それでもう一度焼成しなおしましょう。胎の歪みがなければ多分それで直ると思う。
で、午後からお稽古。寸法を測ってみると歪みはない。間違いなく釉薬の厚みのばらつきが原因だろう。手で撫で回してまだ残っている微妙なばらつきを探し当てて印をつけ、ほら、触ってみなさいよ、ここが微妙に形が狂っているのが分かる? ここをもうちょっと削って素直な形に直してごらん。で、彼女は辛抱強く2時間ほどそこを削って、夕方に焼成して帰りました。多分、今度は確実だろう。
今回の彼女の作品は直径が19センチの大作です。その割には身の部分が浅いので、やはりコンマ以下の厚みの違いが大きく作用したのでしょう。全面に植線してあれば厚みのばらつきは避けられますけれど、具象柄ですからどうしても無地の部分が多く残り、そこの釉薬の厚みがばらつくわけで。この形状だとこの程度のばらつきでも貫入に結びつくんだと、私としても良い勉強になりました。
それにしても彼女の頑張りには頭が下がります。決して音を上げずに喰らい付いて頑張るわけですから。私も見習わなくっちゃ〜〜
さすがに私もくたびれて、夕食後の8時、早々とベッドにもぐり込み、さすがに今朝目が覚めたのは5時前、あらら、9時間近くも寝ちゃったよ…