秋の気配

今朝は涼しくて目が覚めました。日中は相変わらずの暑さが続くのでしょうが、少しずつ季節は進んでいるようで、一昨日の夜から庭でしきりに虫の大合唱が始まっています。ジーーーーと、何だか耳鳴りのような音。調べたらクビキリギスという、キリギリスの仲間の鳴き声らしいのですが、確実な所は分かりません。間に混じってカネタタキの音も聞こえましたっけ。
これから季節が進むと、コウロギや鈴虫などのもっと綺麗な虫の音も混じってくるはずです。
植木の枝陰にアシナガバチの巣を見つけました。直径6〜7センチくらいの大きさで、ハチの数も20匹くらいはいるようです。さてどうしよう? 刺されたら痛いしなぁ。(実は子供の頃、お転婆娘だった私はアシナガバチに刺されたことがあるのです…)で、これもとりあえずウィキペディアで調べてみました。
そうしたら、こちらが気づかずに触ってしまったりしない限り、向こうから攻撃してくることはないおとなしい性格で、蛾や蝶などの幼虫を食する益虫らしいのです。刺される場合は洗濯物などに紛れ込んでいてそれに気づかなかったなどと言うケースが大半だとのこと。だとしたら、これは共存した方がいいかもしれない。洗濯物の取り込み時に注意するとか、車の窓を不用意に開けっぱなしにしないとか。
幸い、人の通り道というわけではないのだから、注意すべきは私だけ、無用な殺生はやめて見守ることにいたしました。田舎暮らしはすべからく共存を旨としなくっちゃね〜
暑い、暑いといいながら、仔細に辺りを見回すと、あれほど青々と茂っていた空き地のネコジャラシの群生にも枯れ色が混じりはじめて、垣根には自生の朝顔が小ぶりの青い花を咲かせています。ほんの少しだけですけれど、ほっとする秋の気配が感じられます。