十五夜

ふと見上げると中空に満月が。あ、今日は十五夜だっけ? 調べてみるとやはり今日は十五夜。薄い雲も広がっているのですが、月に群雲と言うわけでもなく、その雲を背景にして丸い月がくっきりと浮かび上がっています。
あら、お団子でも用意しておけばお月見だったのに。
昨日は東京へ行ってきましたから今日はすっかりくたびれて、何もせずにゴロゴロと一日暮してしまい、お月見なんて気づかなかったわ〜
お供え物はないけれど、せめて月を眺めながらお茶でも飲みましょうか。
話は変わりますが、ニュースによるとペットの寿命が飛躍的に延びて、犬は13年、猫は12年になったとか。餌やら予防接種、飼育環境がよくなったからと思われるとのことでした。そうですよね、私が子供の頃には、犬は汁掛けメシ、猫はオカかをまぶした猫まんまと相場は決まっていたし、具合が悪そうだからと動物病院に連れて行くなんてこともなかった… だいたい動物病院なんて身近にはなかったのですから。それに比べると今は手厚いわけで、寿命も延びると言うことなのでしょう。
ウチのマルが野良猫暮らしから足を洗って「押しかけ養子」として我が家に棲み着いたのは平成6年でしたから、既に平均寿命に達しているわけで、後どのくらい生きるやら。
でも、先年死んだ翔太は16歳だったし、平均寿命はあくまでも平均に過ぎず、ま、やせっぽちながら元気いっぱいでネコジャラシを追いかけて飛び回っていますから、まだ数年は生きそうな勢いです。こいつが死んだら、自分の年齢を考えるともう猫は飼えないなと思っています。
今、マルはベランダの柵の上に乗ってお月見中。さっきまで私が笛の練習をしていましたから、聞くに堪えないその音から逃れてベランダに避難していると言うのが本当の所でしょう。(^^ゞ