今日から3日間、藤枝市では大祭りがあります。その前夜祭として、夕べは「長唄の宴」が催され、藤枝市まで行って来ました。
藤枝大祭りでは、長唄・三味線・囃子方のフルメンバーによる演奏で地踊りが披露されるという珍しい形態を持つ祭礼だそうで、現在では藤枝・島田・掛川にのみこの祭礼の形態が継承されているのだそうです。
だ、長唄のプロを呼び寄せての3日間の祭礼に先立って、その前夜祭として、かなり本格的な長唄の発表会「長唄の宴」が昨晩行われたと言うことなのです。
東海道の宿場町として栄えてきた藤枝市には、未だにお稽古事が盛んな所があるようで、会場の市民文化会館は、開場前に長蛇の列が出来ていてびっくり〜
5時半開演で、長唄10曲。雛鶴三番叟やら越後獅子、都風流、勝三郎連獅子、俄獅子、大原女などなど。終演は9時過ぎです。延々4時間ほどですから最後の方ではお尻が痛くなっちゃいましたけど〜 (^^ゞ
聞き応えのある素晴らしい演奏会でした。笛の音色も素晴らしくて。やはり、笛や小鼓、大皮、締め太鼓などの囃子方が入ると格別です。
会場で、ふと見ると、同じ町内のUさんの奥さんがいて、声をかけました。Uさんの奥さんは小鼓を習っていらっしゃるのだそうです。で、同好の士がご近所にいらっしゃるなんて、心強いですねぇ、などと。
