日本伝統工芸展・名古屋展の終了

昨日は日本伝統工芸展・名古屋展の最終日。午後2時から6時までの会場当番、それに引き続いての撤収作業で、一日名古屋へ出かけてきました。

2時からは諸工芸部門のギャラリートークで、硯作家の名倉鳳山氏が各作品の解説を40分ほど。例によって私の作品は「ここに作者がいらっしゃいますので、作者から直接解説いただきましょう。」と振られてしまい、5分ほど、作品について解説をさせられてしまいました。^^);

その後、その解説をお聞きになられたお客様から個人的にいろいろご質問があったりして。

その方がお帰りになられた後で、人形部門を見に行きました。私の好きな人形作家で、つい最近お亡くなりになった前田金彌氏の遺作が出ていたからです。

独特の凛とした品格はさすが! という雰囲気があって、他を圧していたような気がいたしました。

そこで、坂上展子さんという人形作家さんに声をかけられて、しばらくおしゃべり。この方の作品も好きでした。それから、徳川浩さんという陶芸作家(この方は静岡県の作家さんで、何度か成毛さんのところでお目にかかったことがある若い作家さんです。)ともおしゃべり。今年の作品はとてもすてきよ、頑張ったわね。 と言ったら、実は、秋篠宮さんがお買い上げくださったんです! って。あら~~それはうれしかったわよね~重ね重ね、おめでとう!!

このところ、2年ほど入選できないことが続いていたので、ちょっと腐っていたみたいで、励みになりました、と、本当にうれしそうでした。

また頑張って来年もこの会場でお会いしたいわよね~なんて。

そうこうしているうちに6時になり、さて、撤収作業。

諸工芸の作品36点と金工の作品20点余りを5人で傷がないかを確認したうえ、共箱に収めて、さらに段ボール箱に収める、と、ここまでが私たちの分担で、段ボール箱の紐かけは日通美術運送の人たちが行いました。ほぼ1時間で完了。やれやれ、これで終了。本当にほっといたしました。

家に帰り着いたのは11時。ざっとシャワー浴びただけでバタンキューで寝ちゃいましたけど。