例によって朝の散歩。昼頃から雨が降り始めるという予報でしたから早めに家を出ました。
散歩道の農道では、柿がたわわに実っています。これは四ツ溝柿という渋柿です。このあたりではポピュラーな渋柿で、焼酎や塩で渋抜きをするととても甘くておいしい柿です。私、大好き!
あたりにはセイタカアワダチソウの黄色がいっぱい。私、これをブタクサと勘違いしていましたけれど、ブタクサの花は緑白色に近くて、こんなに鮮やかな黄色ではないらしい。その上、セイタカアワダチソウは虫媒花なので花粉症のげんいんとはならないのですって。セイタカアワダチソウさん、勘違いしててごめんなさい。
道端で大きな蜘蛛の巣を発見しました。女郎蜘蛛の巣です。普通は巣の真ん中でじっとしているはずなのに、しきりに動き回って何かしています。何してるんだろう?
よく見ると動き回っているあたりの巣には大きな破れ目があり… きっとかかった獲物が大きすぎて巣を破って逃げたのかも。蜘蛛はしきりに動きつつ巣の修理中でした。
中央から放射状に延びた縦糸(?)に横糸を張っていたわけです。お尻から細い糸を出して、縦糸と交差させるとそこを丁寧に後ろ足で押し付けてる。ほぉ~~こうして作るんだ~~
糸を伸ばして交差させ、その交差点をチョンチョンと後ろ足で抑える、と、その作業を繰り返し、せっせと巣を修理してる。あら、びっくり~~
すっかり感心して、しばらく立ち止まって眺めていました。それにしてもきれいに平行に横糸を張り巡らせて、丹念な仕事ぶりです。破れ目の端に到達するとそこから後戻り、ちゃんと繕わなくっちゃね~ がんばってね!
なんだか、良いものを見たような気がしましたっけ。
さて、今日は買い物に行ったついでに四つ溝柿でも買って来よう~♫