悲喜こもごも

今日は嬉しい知らせと残念な知らせがいっぺんに届きました。

嬉しい方は、生徒さんの石王丸さん、東海伝統工芸展で受賞でした。今年の作品、本人は何だか気に入らない部分があって、出したくない気がするなんて言っていたけれど、「作者はしくじった所しか目に入らないものだけれど、見る側の見方は全く別物よ。いい作品だから出しなさいよ〜」といって送り出したものです。
本人曰く「何だか複雑な気分です…」って。ま、それも判るような気がしますけれど、でも客観的な評価をいただいたことは本当に喜ぶべきことですよ〜!!

残念な方は、東京支部展に出品したさやかちゃん、選外でした。この作品は、本人が素地も鍛金で作ったものだし覆輪も自分で制作しました。まぁ、鍛金を始めて日が浅いし、覆輪がちょっと隙間が開いちゃって蓋が少しずれます。ここを衝かれるとちょっとヤバいかもね、と話していたんですけれど、やっぱりそこだったかもしれません。七宝にしても鍛金にしても、それなりの作品を作り出せるようになるためにはそれなりの年月がかかるものだし、彼女、まだ40代なのだから、まだまだこれからです。早々と入選するばかりがいいことじゃなし、やっぱり私の経験から言っても、選外にされちゃった時の方が学ぶことが多かった… 今後に期待です!!

と言うことで私としても悲喜こもごもの一日でした。
私といえば、4枚目の試し焼きの平板、1日がかりで植線を終わった所です。今年はなにやらてこずっています。ま、そんな年もありますわ。(^^ゞ
焦らず気負わず、のんびりと、です。
来月14日〜16日、アトリエ展を予定していますので、そろそろDMやら何やら、アトリエ展のための雑用が始まりますしね、がんばらなくっちゃ!!