もぐら

朝からの仕事に飽きて、昼過ぎにマルを連れてお散歩。暖かい日差しが一杯ですから、山の方へ行ってみようか? と。そろそろ冬毛が抜ける頃だからなのでしょう、マルはしきりに道端の草を食べたりして。
で、裏山のてっぺんにある会社の保養所まで行って、眼下を見下ろすと春霞なのか、花粉なのか、はたまたPM25か… 清水の町は冬とは違って何やら霞んで見えましたっけ。
で、その帰り道。いつもは後になり先になり、ちょびちょびと小走りに私の脇を歩いて帰るのですが、気がつくとマルがいない。あらま、どこへ寄り道した? で、戻りかけると藪の中からマルが飛び出してきた… あらま、口に何かくっついてる。落ち葉なんかくっつけて〜〜
私の足元まで走ってきて、ポロリと落としたもの。あらら〜モグラじゃないの!! 体長7〜8センチのモグラの子供です。
可哀相だから逃がしておやり、と言ったって何だってききゃしない。道端でラグビーしてる… 
埒があかないから私は家へ帰り、マルはしばらくラグビーゲームに興じたみたい。
暖かくなって活動し始めた初っ端に猫に捕まるなんて、ドジなモグラだこと。
しばらく経って様子を見に行くと、やはり逃げられたらしくモグラの姿は見えず、マルは道端で毛づくろい中でした。今日のマルは大活躍、老猫も春になると元気づくのかしら?