ホトトギス

猫の散歩のあと、30分ほどの草取りが毎日の日課になっています。昨日までの雨も上がって庭に出ると、まぁ、この間やっと綺麗に草取りをしたばかりだと言うのに、また生え出していて、やんなっちゃう〜〜
で、またまた根切り鍬を手に草取りをしていると、ホトトギスの鳴き声が響き渡り… 「ホッチョカケタカー」って。あ〜もうすぐ夏だなぁ。
「卯の花の匂う垣根に ホトトギスはやも来鳴きて」と、昔の歌を思い出したり。そういえば庭のバイカウツギも今が盛りと咲き誇っています。マルの散歩道にはウツギの垣根があったりして、小さな白い花が咲き乱れていますしね。卯の花とホトトギスはやっぱりセットかも〜〜なんて。
一昨日は相も変わらずバスに乗って東京へ行ってきたのですけれど、途中、足柄辺りの山には一面にヤマボウシが咲いていましたっけ。ヤマボウシの花は、葉の上に顔を出して咲きますから、下から見上げてもよく分からないのですけれど、車窓から見下ろすかたちですから本当に綺麗でした。山の斜面に、一杯に白い花をつけたヤマボウシが、あちらこちらに生えていて。
今頃の時期には白い花が多いのでしょうかねぇ、大山蓮華も花盛り。崩れかけたような空き家の壁にはスイカズラが一杯絡み付いて可憐な白い花を咲かせています。これはデッサンを取っておかないと〜〜なんて。
なにしろその空き家の辺りの土地は売り払われたそうで、よくは分からないのですけれど道を挟んだ向かい側の辺りに5軒もの分譲住宅が建つという噂があり、近々この辺りも大きく様変わりしそうです。そうなれば空き家に絡みついたスイカズラも、秋になると見事に紅葉する蔦も、空き家の後ろの大きな梅の木も金木犀ももうおしまいですから。5軒の分譲地にどんな人が引っ越してくるのかしらね、と、先日の町内の側溝清掃の時に持ちきりの話題でした。
今年の作品はそろそろ仕上げの段階に入りましたので、ちょっと気分も軽くなって、いろんな物事に気がつくようになっているようです。