空き家の取り壊し

今日から道を挟んだお向いの空き家の取り壊しが始まりました。まぁ、とてつもないボロ家で、毎年台風の頃になると、そこから千切れた軒先のエンビの波板やら何やらがウチまで吹き飛ばされてきたりしていましたから、まぁ取り壊されるとある意味では一安心ではあるのですが…
どうも、そのあたりに60坪程度の土地の区画で5軒の分譲地が出来るらしいのです。このあたりの環境もガラリと変わりそう。どんな方が引っ越していらっしゃるのやら。

毎年、春に真っ白い花を一杯に咲かせていた古い梅の木、秋を告げる金木犀の香り、今、一杯に咲いている紫陽花、空き家の壁に絡みついた蔦やすいかづら。多分全部根こそぎ掘り起こされて捨てられちゃうんだろうな、なんて、ちょっと感傷的な気分になったりしています。
マルは、取り壊しの作業員さんたちが帰った後、家の中の建具を外して山盛りに積み上げてあるのを見て、突然に出現した遊園地とばかりにもぐり込んだり上ったりと忙しく遊びまわっていました。

7月20日くらいまでの予定で取り壊し作業だとか、しばらく喧しくなりそうです、早めに仕事を終わっていて良かったわ。仕事の最中だったりしたらその喧しさはたまらないでしょうから。