下手くそ鈴虫、そのわけは…

最近、庭でしきりに鈴虫が鳴き始めました。今頃の、鳴き始めの鈴虫はまことに下手くそ。リーーンリーーンリーーンとその音を長く伸ばせません。リーンリン、リ… あれま、終わりかい? 下手くそ~~ と、そんな感じ。

で、私は、鳴き始めだから修行が足りなくて下手くそなんだと勝手に思い込んでおりました。ところがどうもそれは違うようで。

TVから仕入れた雑学なんだけれど、鈴虫は羽をこすり合わせてあの音を出すわけで、気温が高いうちは羽の動きが活発で細かいんですって。だから当然音は短くなる。それが、寒さが増してくるとその動きが鈍くなって一回のこすり合わせる長さが長くなる、つまり、音も長くなるということらしいのです。

ほぉ~~そう言われれば納得がいきます。なんでも思い込みで決めつけちゃいけませんね~ 鈴虫さん、下手くそ~なんてののしってごめんなさい! /(__);

鈴虫、コウロギ、時々カネタタキ、草取りをさぼっていたせいか、我が家の庭はとても賑やかです。