猫の好奇心

昨日の夕方、床下の状態を見るということで、職人さんに来てもらった。納戸の床下収納庫を外すと床下に潜ることができるので、収納庫に入れてあるものを取り出して。まぁ、梅干を漬ける桶やら梅ジュース用の空き瓶など、今使わないものをスカスカに収納してあるだけだからすぐに取り出せる。で、職人さんはそこから床下に潜って、20分ほど点検してくれた。

その点検後の説明を聞いているときに、外遊びからしょうちゃんが戻ってきて、職人さんの足に体を擦り付けたりしながらご挨拶。お腹が空いているかもしれないと思ったのだけれど、後でネ。

で、問題になるような個所はないということで一安心して、ま、お茶でも召し上がれ、とお茶出し、ついでに庭から収穫した柿などを剥いて。

職人さんが帰ってから収納庫を元に戻して、翔ちゃんに餌をやらなくっちゃと呼んだけれど現れず、あらま、また出かけちゃった?

それから3時間。こっちが夕食を終わってもちっとも戻ってこない。外に出て呼んでみたけれど現れず、どこまで遊びに行っちゃったのかしら。だいぶおなかも空いているはずだけれど… こんなに帰ってこないなんてちょっと変だ…

と思っているうちに、あ! ひょっとして??

で、納戸の床下収納庫をもう一度開けてみた… 開けたとたんに、しょうちゃんがぬっと顔を出し… やっぱり~~!!!

アンタ、私が気付かなかったらどうするのよ~ 出口がないんだから、閉じ込められてここで飢え死にしちゃうじゃないの~~ 床下で鳴いたって聞こえなかったりするんだから~

と、文句を言ったってどこ吹く風。顔中にごみをくっつけて走り出し、早速餌入れに顔を突っ込んでいる。

ま、日ごろ、穴という穴、箱という箱、隙間という隙間、なんでも首を突っ込まずにはいられない猫の好奇心。結局私が迂闊だったというだけのことである…