ヒメの大けが!

2月3日の節分明け、夕方7時近くにヒメが帰宅。後ろの右足が地につかず3本足で帰ってきた! どうしたの? 喧嘩で噛まれたの? と、様子を見ようとしたらギャオォ~~とすさまじい声で鳴きわめく。

あ、これは普通じゃない。かといって行きつけの動物病院は7時終了だから間に合わない。明日連れて行くしかないなぁ。

で、翌朝8時半、動物病院が開院する時間に駆け込んだ。

レントゲンを撮ってみると、なんと大腿骨がぽっきり折れてペケの字に重なっている。ぎょえ~~~ 「これは手術したほうがいいですねぇ。」とお医者様。

勿論、一も二もなく手術をお願いする。で、当日午後に手術となった。

翌日様子を見に行くと、もう連れ帰っていいとのことで帰宅。レントゲンを見るとヒメの足の骨には金属棒が通され…

以来、私の介護生活が始まったわけだ。時間を見計らって食事をさせる、水を飲ませる、トイレに連れて行く… ま、猫ですからせいぜいそれくらいのことだけど。

やっぱり術後だから相当痛いらしく、時々自分で寝姿勢を変えるのだけれど、その都度ギャオォォ~とかウオォォ~とか、凄まじい悲鳴を上げ、そのたびに私は飛び上がってしまう。トイレでも、やはり踏ん張らなければならないからだろう、悲鳴をあげつつ用を足す。その都度私の心臓はドキドキするわけで、しゃべらない相手ではどこがどう痛いのか尋ねるわけにもいかず。

一昨日抜糸が済んで、順調ですと言われてほっと一息ついたところ。よくしたものでほとんど悲鳴を上げないようになった。やれやれである。

さて、何が原因だったのだろう? お医者様は車にぶつかったのだろうとおっしゃるのだけれど、この所我が家の道を挟んだ向かい側は新築工事中で所狭しと車が止めてあり、職人さんたちがひっきりなしに出入りしているし、真下の農家では借家の取り壊し、周りの畑も含めての造成工事中でユンボが忙しく動き回っているし、裏は裏でやはり新築工事中。ビビリのヒメが道に降りていくコースは閉ざされているわけで、勿論それでなくても道の方に降りていくよりも山へ行く方が楽しいに決まっている。町内の道は時々住人の車が通るけれど細い傾斜の強い道だから皆さんノロノロと車を走らせるしかないわけで、その車に当てられるほど馬鹿じゃないだろう。

そんなこんなで考えているうちに、数日前にご近所の奥さんから電話がかかり、「黒い犬を見かけませんでしたか?」と。

何でもウチから車で5分ほどの距離に保護犬を預かるところがあり、そこから逃げ出した保護犬がどうもこの辺りにウロウロしているとか。逃げ出した日にちはヒメがケガをする数日前だったみたい。

ひょっとして山でその犬と出くわしてうろたえたヒメが崖から転げ落ちたか? 木に逃げ上って転落したか、そんな可能性もあるなぁ、と思っている。2~3日前に、ヒメのケガで散歩も中断を余儀なくされて私も運動不足だしと久しぶりに山へ出かけたら、途中で犬のフンと思しきものが5~6ヶ所落ちているところが… 今までこんなものを見たことがない。ひょっとしてその犬がここをトイレに使っているのだろうか? 犬が捕まったという知らせはまだ来ない。もともとが保護犬なんだから自活のすべは身についているとすれば、この辺りの山に棲みついちゃった? 困ったものである。なんでもその犬はもともとは九州にいた保護犬で、それを袋井の人がもらい受けたのだけれど、飼いきれなくなってこちらの保護施設にやってきたとのこと。考えてみるとその犬も哀れな犬である。早く捕獲されて保護施設に戻ってくれることを祈るばかりである。

昨日はやはり可愛がっていた猫が癌になってしまって手術した”いっちゃん”とラインで「猫の医療費控除」があると良いのにねぇ、と。へそくりも減っちゃったし、当分はつましく暮らそう~~ ^^);