昨日は一日、ビデオ三昧でした。見たのは「愛と悲しみの果て」なんと2時間40分の長編映画でしたから途中で休み休みでしたけれど。
腰が引ける邦題でしたけれど、主演がロバート・レッドフォードとメリル・ストリープでしたから… 面白いかもしれない、と。
面白かったです。舞台はアフリカのケニア。デンマークの資産家の娘カレンが退屈な日常から逃れてどこか遠くで暮らしたいとの思いを抱き、スウェーデンの男爵ブロアと結婚してケニアに渡る。そこから始まる、何か「風と共に去りぬ」を彷彿させる物語でした。
カレンの実家から出た資金で酪農を営むつもりだったのですが、夫はその資金でカレンに断りもなくコーヒー農場を買ってしまい、そのくせ夫は狩猟三昧でほとんど家を空けていて農園の経営はすべてカレンの肩にかかってくる、そんな中、自由奔放な英国の冒険家デニスに出会い心惹かれていく、という物語です。結局のところ、夫は浮気して離婚、農園は火災で全焼してカレンはすべてを手放しデンマークに戻るのですが、その決断を下した直後にデニスが飛行機事故で死んでしまったという報を受け取ります。
「風と共に去りぬ」を思い出したのは、やはりカレンの不屈さからでしょうか。まぁ、確かに愛と悲しみの果てではあるのですが、この邦題、何とかならないもんでしょうかねぇ。甘いラブロマンスを期待すると大間違いだわ。これは不屈の女性の生きざまの物語。時代は第1次世界大戦の頃。アフリカの大自然、垣間見える白人と現地人とのかかわり方、いろんな意味で面白かった~
おかげで今日は目がしょぼしょぼしています。^^);
ワクチンのその後の方は、腕が痛かったのは午前中だけで午後からは全く違和感もなくなり、まことに軽く済んだようです。28日の2回目はどうなんでしょうね? ま、あまりこれも軽く済むという期待は持たないようにするつもりです。