まだまだ~

やっと窓ふきやら何やらと大掃除の真似事を始めています。この時を逃したらまた1年ほったらかしですもんね。^^);

外からだんだんに攻めてきて、残すは台所とリビングのみ! やれやれ… 明日には終わるでしょう。

日頃だらしなく暮らしているから、罰が当たってます~~

明日はお墓参りがてらお寺さんへご挨拶に行って来ないといけません。お墓も秋のお彼岸以来の”ほっとけさま”で、申し訳のないことです。

別に何をしなくったってお正月は来るわけですけれど、まぁ、節目ですからジタバタと。

寒波襲来と、あちらこちらお大変ですけれど、静岡は温暖な地ですから、多少寒くはなりましたけれど晴天に恵まれての大掃除日和です。

相手にしてもらえないしょうちゃんは、外遊びに精を出しています。帰ってくるのはお腹が空いたときとお昼寝の時だけ。ま、手間がかからないので良しといたしましょう。

 

去私

子供のころ、父の書斎に欄間額がかかってました。書かれていた書は「去私奉公」という文字で、勿論古めかしく右から左へという方向で書かれた書でした。
これ、どういう意味? と尋ねた私に「私心を捨てて公に尽くす」ということだと教えてくれたのが父だったのか母だったのかは覚えていませんけど。
まだ子供だった私は「ふーん、そうなんだ~」というくらいの反応だったと思います。少し長じてからは「奉公」という言葉に、「公」という単語を短絡的に「国家」と考えてしまったせいだと思うのですが、何やら軍国主義的な色合いを感じてあまり好きではなかったのですけれど…
年齢を重ねてからは、「公」の意味は「国家」などという狭い枠組みとはかなり違った意味合いのものとして捉えるようにはなってきていますが。

先日、天皇誕生日にあたっての天皇陛下のインタビューを聴いていたら、この「去私奉公」という言葉が思い出されました。ひたすらに他者を気遣い、祈り続けるというお立場はさぞや苦しいものなのでしょう。あのお言葉には、衷心から真にそう思われていらっしゃるからこその計り知れない力を感じ、何だか素直に感動しちゃいましたっけ。空々しい言葉が巷にあふれている昨今、まっすぐに他者に向かう心のこもった言葉の力というものを素直に感じたわけです。

で、話はガラッと変わるのですが、高橋大輔クンが世界選手権の出場を辞退したというニュースを聞きました。「日本のレベルアップのためには、若い選手が経験する必要性の方がその意義は大きい」ということもその理由の一つらしいのです。これもまた、何かしらの清々しさを感じたことでした。

「我欲」を離れもっと高みを見据えることの大切さって、あるような気がしています。それが出来るほどの器であるかというと、はなはだ心もとないことではありますけれど。やはり「自分のこと」より優先する何かがあるべきだという気がしています。

筒音

先週13日に東京へ出かけて、すっかり足りなくなったアクセサリーパーツの仕入れで問屋を4軒ほど駆け回り、その後もう一つ用件を済ませて帰ってきたらすっかりバテて、やっと回復してきたところです。

昨夜は年内最後の笛のお稽古日でした。相変わらず「助六」です。「助六」には笛の演奏部分がかなり多くて4か所。今やっているところは「濡れに廓の夜の雨…」から始まるところで、出だしは筒音(つつね)から入ります。筒音というのは指孔を全部ふさいで出す音なんですけれど、少しでも隙間があると音が出ません。ちょっとでも笛の角度が違うと音も違ってしまうという厄介な音で、まぁ、2週間格闘してやっと6割方というところです。おかげで、構える姿勢や指孔の抑え方、笛の角度、息の吹きこみ方等々、最初から復習しつつ、あーだろうか、こーだろうかと、まぁ勉強になりました~ まだまだ、まだまだ、ですけれどね。^^);

次回のお稽古は1月15日。それまで日にちがありますから次の部分の譜面をお渡ししますので予習しておいてくださいって、「六段」の部分の譜面をいただいたんだけれど、これは指運びが早いから、それはそれで手こずるだろうなぁ。まだ筒音も6割方しか出せないのに… と思いつつ、まぁ、お正月の暇つぶしにはちょうどいいかも~

さて、今年もあと2週間足らず。あとは大掃除やら年賀状と、家のこと。2週間頑張らなくっちゃ。

感情の抑制

以前にも書いたけれど、我が家の黒猫しょうちゃん、時々どういうわけか、頭に血が上ることがある。爪を立てての猫キック、ついでに噛みついたり。つまり、カーッとなると感情の抑制ができなくなることがあるわけだ。

ま、これはちゃんと教育して治してやらないといけないだろうと… 今までずいぶんたくさんの猫を飼ったし、どの猫も最初はそんなもんだったし、その都度「痛い!」とか、「いやよ!」とか、ちょっと大きめな声で叱ってやることを辛抱強く続けていると、割と早いうちにしなくなったものだ。つまり、人間の皮膚は猫のそれより柔くできているということを理解し始めるらしく、甘噛みするようになるわけだ。

ところが、しょうちゃん、図体がでかいからか、なかなかこの甘噛みが出来ない。というより、最初は甘噛みしているのだけれど、そのうちに興奮してくると抑制が効かなくなるみたいなのだ。ま、若いってことかもしれないけれど。かといって、そこでこっちが実力行使してたたいたりすると、火に油を注いで逆効果にもなりかねない。

いろいろ考えた結果、百均で、小さなスプレーボトルを購入、それに水を入れていつもポケットに入れておくようにした。強く噛んだり引っかいたりした瞬間に「いやよ!」と叫びつつ軽くシュッとひと吹き~。効果抜群である。それを2回やったら、「いやよ」と言いながらボトルを見せただけで止めるようになった。しめしめ~~ 勿論、甘噛みをした時には「いい子ねぇ~」と充分撫でてやるんだけどね。少しずつ教育の成果は出始めていると思う。

で、このところのニュース。最近、人間でも、感情の抑制がうまくできない人が増えているような気がしている。頭に血が上ると後先の見境がつかなくなる… つまり、自分の感情に振り回されて視野狭窄に陥っているということにも気が付かないって人が。困ったことである。自己抑制というのは人が持って生まれた特性というものでは決してないわけで、後天的に手に入れる理性なのだと思う。つまりは教育のたまものなのだろう。勿論、教育と言ってもそれは学校教育のことだけではない。それ以前の家庭教育、あるいは社会教育、ありとあらゆる環境からの学びであるはずだ。

その中から、人は他者に対する想像力や洞察力を身に着ける。そしてそのことがきちんと理性的に自己抑制ができることにつながるのだと思う。

なんて書いていたって、なかなかそれは難しいことなのだけれど。時々、子供のころ、親に言われたことを思い出す。

「英子、一旦口から出してしまった言葉はもう取り戻しがつかないものなのだから、言葉を発する前に、一度ちゃんと脳みそを経巡らせてから口に出しなさい。思いついただけで見境なくすぐ口から出すものではありません。」

人の行動についても、きっと同じなのだろう。一瞬立ち止まって、感情を鎮めて脳みそを経めぐらせてから行動したいものである。

 

 

 

講師懇親会

一昨日、やっとご注文のアクセサリーを20個ほど作り上げて、先ほど荷造りして昼から郵便局へ行ってくる予定です。ほっとしました~~

昨日は、朝日テレビカルチャー主催の講師懇親会というのが静岡駅前のホテルで開催されました。

私はどうもそういうのは苦手で、できることなら欠席したい口ですから、ごめんなさい、今年も欠席させてねとお願いしてあったのですけれど、その後カルチャーのほうからお電話をいただいて…

「先生は、今年、20年の勤続表彰がありますので、是非とも出席していただかないと。」とのことでした。

「え~~! 20年にもなるの? びっくりねぇ~」

というわけで断りもならず、昨日は懇親会。朝日カルチャーは静岡県内に4か所、静岡スクール・清水スクール・三島スクール・島田スクールとがあって、そこの講師が大半集まっていましたから、100人は超えてたかも~ 勿論、その中に顔見知りはいあるのですが数人くらいのもので、大半は知らない人ばかり。

静岡朝日カルチャーが開校してから今年で40周年ということもあり、なかなかの盛況ぶりでした。講師によるギター演奏やらタップダンスなど、なかなか楽しいものでしたけれど… やっぱり人が大勢というのは疲れるなぁ。ま、最初で最後ってことかもね。

表彰は、勤続10年組、20年組、30年組、中には40年という方もお二人見えられて、これまたびっくり~~ 私、いつまでやれるのかしら? なんて。こっちも最初で最後ってところでしょう。

そんなこんなでお食事をいただきながらの2時間でした。

 

アクセサリー作り

12月になると、安藤七宝店さんではクリスマスセールが始まります。で、冬物の商品をということで、11月初めころにはお送りしてあったのですけれど…

今月20日になって、評判がいいからと、追加のご注文をいただいて、やっとそれを20個ほど作り終えて、発送しました。ところが、昨日、またまたお電話で、チョーカーが全部売り切れてしまったので、また追加をとのこと。重々ありがたいお話ではあるのですけれど、かなり疲れ気味です。やっと素地を20個ばかり作り終わって、午後から始めなくっちゃと思うのですけれど、何となく腰が上がらない~~

とも言ってはいられませんから、取り掛かるのですけどね。

ま、今月はもうお稽古はないし、来週半ばごろまでには出来上がる予定です。

雪の柄です。この写真は、今回発送した分のうち。

f:id:oniko-showchan:20181126224253j:plain

やっぱり季節ものは欲しい方がいらっしゃるのですね。

早く仕上げて、遊びに行きたいなぁ~~

猫の爪

今朝5時半ころ、夜遊びから戻ってきたしょうちゃんは草の実まみれ。

あらあら、取ってあげるからここに来なさい。ほおっておくと家中草の実まみれになっちまう。で、なでるふりをしながら背中やおなか、足にくっついている草の実を取る。勿論、眼鏡なしだから手探りである。

まぁ、顔にまでくっつけて… ちょうど向かって左の眼の1センチくらい上、つまり額のあたりにくっついている白っぽい草の実。ん? 何だかしぶとくくっついているわねぇ、取れないよ。

しょうちゃんは嫌がって逃げようとする。ちょっと待ってよ、取らなきゃ気持ち悪いでしょ? 一緒に毛まで引っ張ってるのかしら? で、眼鏡の登場である。

よく見たら、こりゃぁ草の実ではない、猫の爪だ~ あらら、喧嘩したんだ?

猫の爪はちょうど鉛筆のキャップを何重にも重ねているような形状になっていて、古くなると上から順に剥がれ落ちるのだと聞いたことがある。だから時々爪とぎ器のまわりに剥がれ落ちた猫の爪が落っこちているのだけれど…

で、仕方がない、とげ抜きで抜いてやった。見ると抜いた爪は本当に鉛筆のキャップみたい。皮膚に2ミリくらい食い込んでいたようだ。抜いた後には消毒液を綿棒につけてちょんちょん。だって、ここが膿んだりしたらあなた、お岩さんよ~

猫の爪や牙は、やっぱり汚いし、つい先週もじゃれついて相手になっていたら急に頭に血が上ったみたいで噛みつかれ、腫れちゃって外科のお世話になったばかりだもの。私の場合は保険が効くけど、あんた、無保険者だよ!

多分、しょうちゃんは早く親離れをさせられた猫なのだろうと思う。十分に親元で他の兄弟猫などとじゃれあって暮らしていれば、甘噛みを覚えるはずだもの。で、この甘噛みを覚えさせるのは私の役目なのだろうと、このところ格闘中である。

先週噛まれたときに、痛い! と、大げさに騒いで「見てよ~血が出ちゃったじゃないの!」と傷口を鼻先に突き付けてやったのだけれど、それ以来、やっぱり少し反省したらしく、痛い! というとすぐに離すようにはなってきた。甘噛みを覚えるまではもう少しである。

やっぱり、猫も教育が大事よね。私よりも長生きしてしまう可能性だってある猫なんだから、私がいなくなっても誰かに可愛がられるようにしつけておかないと~ ^^);