紅麹問題で思うこと

前回のひとりごとにも書きましたけれど、この度は薬の副作用の怖さを思い知らされました。私の場合は、私が、漢方薬の成分の「甘草」に対しての特異体質だったということらしいのですが、ほぼ一ヶ月のみ続けてしまったので、気づいて薬を止めてから既に一ヶ月は経つのにまだ本調子とは行きません。普段の体の弱い部分に残ってしまうようです。偽アルドステロン症と言うのだそうです。

3月は、後遺症なのかもしれませんが、好転してきたなと思うと、突然全身に蕁麻疹が出たり、寝返りも打てないほどの腰痛を起こしたり、と…まことにもって紆余曲折、ひどい目に遭いました。

まぁ、あとは時薬と言うヤツで、焦ってみたところで始まらない。じっと時期を待つのみなのでしょう。

丁度それと時期を同じくして、世間では紅麹問題が勃発して、まぁ、他人事じゃない。亡くなられた方もいらっしゃるわけだし。

私が発症した偽アルドステロン症と言うのも、気づかずに服用を続けると、中には心不全で亡くなる方もいらっしゃるとか。

何かしらの薬、あるいはサプリメントを飲んでいる方もずいぶん沢山いらっしゃるわけだし、TVなんかではサプリメントの宣伝は日常茶飯事。アレが効く、コレが効くと何種類かを飲まれている方も多いでしょう。中には副作用もあるでしょうし、体質に合わない場合もあるわけで、何やら恐ろしい時代だな、と。

食生活の改善とか、運動習慣を身に着けるとか、まぁ、それなり面倒くさいし結果が出るまでには時間がかかる。その点、手軽に薬一粒で面倒くさいことは排除して健康が維持できれば、と言う思いなのでしょうが、それはそれで落とし穴があるのかもしれないわけで、やっぱり健康とは「面倒を排除しない日々の努力」以外の何物でもないのかもしれません。

でもやっぱり、これを飲めばあ~~ら不思議、すぐに体重が増えますよ、などと言われれば手を出しちゃうかもしれません… ^^);
とにかく夏が来る前に太らなくっちゃ~なんせ、32キロになっちゃったのですから…

今回の件で思ったこと。お医者様がなんと言おうと、最終的には自己責任。初めて飲む薬に出会った時には、しばらくの間は自分の体調をしっかり観察するべきだなぁ、と。

ちょっとでも違和感があれば、お医者様に報告するなり自分で調べるなり、今の時代はそういった意味ではいくらでも対処方法はあるわけだし、自分の健康を、他人任せ、丸投げにしちゃいけないのですよ。