3月末に東海展の審査で名古屋へ行ったとき、審査会場からホテルに帰るに当たって、タクシーを用意してくれた。同じく審査員をなさった岐阜の美術館の学芸主任の先生と同乗して帰るようにということである。勿論外部からの審査員の泊まるホテルは、私みたいな内部審査員の泊まるビジネスと違って高級ホテルで、そちらに先に廻っていただき、その後私がタクシー料金を立て替えてくれと言う話だった。で、先に着いたホテルで先生が降りる時、タクシー運転手はわざわざ降りてきてドアに手をかけて「お疲れさまでした。」と言って送り出した… あら、親切なことだとちょっとびっくり〜
で、次に私が降りた時も、やっぱり運転手さんは降りてきて。ところが、間の悪いことに、パンツのお尻のポケットに突っ込んでいた私のケータイがぽとりと落っこちて、ヤバッと拾おうとした瞬間、降りてきた運転手さんが踏んづけちゃった〜〜 体格の良い運転手さんである。げ！と思ったけれど、勿論故意に踏んだわけじゃなし、騒いでも始まらない、ままよ〜とそのまま拾って、大丈夫よ、と。
ところが大丈夫じゃなかったのよね〜 液晶画面にヒビが入ってたの。
でも壊れたわけじゃなし、と、忙しかったこともあってそのまま使っていたんだけれど、だんだん時が経つに連れてそのヒビの辺りから画面が黒くなり、メールが読めない。メールなんて、めったに来ないし、ケータイなんて電話機能があればいいだけなんだから、と思っていたけど、こりゃダメだわ、不便極まりない。一度、近所のケータイショップで相談してみたけど、機種を新しくしろと言うばかりでラチが空かない。折角2年経って機種代が終わった所なのに、またまた機種代がかかるんじゃもったいないから修理したいと言うと、修理するなら会社に回すので、時間もかかります、修理代もかかりますから、もっとだめになるまでこのまま使ったらどうですか、とにべも無く言う。だから、ま、いいか〜〜と、またまたほうっておいたわけだ。
で、昨日、一番差も終わったし、完全にオフと決めていた日だったから、何とかしなくっちゃと。で、友人にその話をしたら、良いケータイショップがあるよ、というので、そこへ連れて行ってもらった。
相手をしてくれたそこの社員の女性、まぁ、ケータイショップの店員さんでこんなに分かりやすく色々説明してくれた人は初めてだよというくらい。さすがにプロだわ。ついでに今の契約コースが私の使い方に合っているかどうかも調べてくれたりとまことに懇切丁寧でした。
で、やはり修理に出すと言うので、その間、どうなるの、と聞いたら大丈夫です、貸し出しがあるから、と、入っていたSDカードにメルアドや写真などの情報を移してくれました。おぉ〜代車ならぬ代ケータイだ〜！
修理代は、今までたまったポイントで足りると思いますが、それからはみ出すようなら電話でご確認を取ってからの修理といたします、ですって。
ケータイギョーカイは余りにややこしすぎて、使いこなせないでいる私なんかは、やっぱり分かりやすくきちんと説明してくれる販売のプロが必要なわけで、そういう意味で、初めてプロの販売員に出会ったと言う思いがしました。
とにかく、このギョーカイの販売員、アマチュアがはびこってるもの。ロクに自分が理解できていないものを、マニュアルに従って売るんじゃないと言いたくなることがよくあるもの。
ちょっと遠いけど、これからはこの店にきめよう〜〜と思った次第です。きちんとしたプロに出会うと言うのは、本当に嬉しいものです。
良かったわ、良いお店を紹介していただいて。お礼にお昼、おごっちゃう！ と、友人とお昼を食べて帰ってきました。
さて今日は笛のお稽古日だし、仕事はしないで、明日、また朝から二番差です。
