シジュウカラ

このところ、シジュウカラの群れがしきりにやってきています。恋の季節なのか、ツピー、ツピー、ツピーとよく通る可愛らしい声でしきりに鳴き交わしています。
昨日、植木屋さんがやってきて伸びきった花桃夏みかんの枝を落としていったのですが、その切り口の辺りをしきりに舐めている気配で、樹液も舐めるのかしらね? 
畑の向こうには大きな枇杷の木があって、いっぱい実をつけています。誰も手入れをしていない木ですから、実といっても種ばかり大きくて誰も収穫しない木なのですが、その木にも群れをなして止まっているようです。きっと枇杷の実を食べているのでしょう。シジュウカラにとっては大ご馳走なんでしょうね。
その枇杷の木にはカラスもやってきます。カラスは飛びちがいざま枝ごともぎ取って、その枝を咥えて、隣の農家の屋根の上に移動、足でしっかりと枝を押さえ込んで実をつつき、ペッペッと種を吐き出したりして、こっちの食し方は余りに豪快で可愛くない… まぁ、体の大きさが違いすぎですから、シジュウカラと比べる方がどうかしてるわけですけれど。
先ほどもシジュウカラの10羽ほどの群れが、多分枇杷の実で夕食。それから下の畑の雨水をためているドラム缶の縁に止まってしきりに水を飲んでいましたっけ。
ぼーっとその姿を見ていると、仕事に疲れた目も休まるようです。