晩節を汚す

このところ、報道では舛添都知事のことが盛んに取上げられています。辞職しないということの真意がどこにあるのかは分かりませんけれど、落ちた偶像、様々な旧悪も暴き出されて、すっかり「晩節を汚し」た態をさらしているようで… まぁ、耳障りの良い正義をしきりに振りかざしてきた末にさまざまな公私混同を取り沙汰されているのだから風当たりはより厳しいわけで… 自分が一旦口にしたことには「武士は喰わねど高楊枝」とばかりに無理をしてでも殉じないと…

彼は昭和23年生まれですから、私とは同年です。67歳か〜〜
年をとると、判断力、決断力が鈍ってくることは間々あることで、その上、やはり若いうちにはカッコウを付けて隠しこんでいられた「地}がむき出しに出てきちゃうってこともあるのかもしれない。なにやら見ているといかにも老残といった態で、哀しくなってしまう。私も気をつけなくっちゃ… 
やはりこの年になると、常々晩節を汚さないように、己の定めた生き方に殉じる覚悟とともに引き際の覚悟は据えておかないといけないのでしょうねぇ。