金色(こんじき)の…

今日は朝から、今年のお茶缶の原画が完成しましたので、納品しに焼津まで出かけました。取りに行きますと言っていただいたのですけれど、家の向かい側の造成地の擁壁のコンクリ打ちが始まりそうですので、場合によると駐車が出来ないこともあるかと思われ、こちらから出かけたほうが無難かな、と。

幸い、大変気に入っていただいて、無事に納品も終わって、さて、小春日和、このまま帰るのももったいないと足を延ばして藤枝の瀬戸ノ谷まで。紅葉狩りにはちょっと遅きに失している感もありましたけれど、まぁいいや。

行ってみるとやはり紅葉はもう終わりかけていましたけれど、イチョウの紅葉が見ごろで、見事でした。このあたり、今まで気づかなかったけどイチョウが多いんだ~

時折はらはらと落ちるイチョウの葉。「金色の小さき鳥の形して」と詠ったのは与謝野晶子だったかしら? 夕日の丘じゃなくて、雲一つない青く澄み渡った空を背景にそそり立つイチョウの木。そこから時折舞うように落ちてくる金色の葉。「小さき鳥の形して」って、まったくその表現通りだわ、と、今更ながら感心したりして。

このところ、引きこもっていましたから、いい気分転換でした。