目撃~

いいお天気だったので昼前にしょうちゃんとお散歩に出かけました。勿論、車がほとんど通らない町内の坂道をてっぺんまで。かなりの傾斜地ですから息切れして一休み。

しょうちゃんは唯一の特技の前転で、落ち葉の積もった空き地をごろんごろんと3回転したり、私はそこでしばらくストレッチ運動をして。

その帰り道、いつもは一緒についてくるのだけれど、片側が崖地になっている擁壁に前足をかけて、しきりに下を覗き込んでる… あれま、何かを狙ってる?

しょうちゃん、何かいるの? と下から見あげて声をかけた瞬間、2mほどもあろうかという崖から雑草だらけの斜面に大ジャンプ~ げっ 飛び込んだ…

次の瞬間、そこから飛び出して、向かい側の空き地に走りこむ。

何か捕まえたのかしら? 慌てて駆け戻ると何かを抑え込んでいる。モグラかしら、それとも野ネズミ?

見ると小鳥だ…スズメでもメジロでもない、大きさはスズメよりはちょっと大きい、きれいな鳥だ。まだ生きてる。救出しなくっちゃ~ と、しょうちゃんを抑え込み、やめて頂戴~ その隙に、しょうちゃんの口から逃れた小鳥は必死に斜めになって竹藪のほうに飛んで逃げて行った。ひどいケガじゃなければいいけど… 追いかけたしょうちゃんも間に合わず。それはそれ、彼にとっては食べるための狩りじゃない、単なる遊びだからすぐにあきらめて戻ってきましたけど。

まぁ、しょうちゃんの体は落ち葉のかけらと草の実だらけ、それでも何やら得意げで尻尾をぴんと立てて意気揚々と歩いておりました。

飼い猫につかまるなんて、あの小鳥も迂闊な奴だ~~ などと言いつつ、背中の草の実を取ってやったけど、おかげで私の手袋も草の実だらけ。

ま、いいや、お前、猫としては優秀なんだよね。私が先に死んじゃってもこれなら何とか生きてゆけるわよ、めでたいこっちゃ。な~んて、なんのこっちゃ…

ついに古希~!

20日大寒の日に古希を迎えました。あらま~びっくり~~です。^^);

大判のスカーフやら、30本のバラの花やら、20日の夜にはお夕食をご馳走になったりと、皆さんから暖かいお心遣いをいただいた古希でありました。

yuuちゃん、みーちゃん、和、ありがとう~

このところ、しばらく銀線をいじっていなかったので、20日から指慣らしを兼ねて、22cm角の額絵を作り始めています。昨日、今日と2日がかりで植線を終わって、明日から色差しのつもりです。

また出来上がったらアップする予定です。別段、次の作品の試しというわけでもなく、ま、かなり前に買って使っていない額縁があったし、4月にはまたお教室展ですから、それに飾ろうかな、と思っています。そうこうしているうちに次の作品の構想が浮かぶかもしれないしね。

今年3月は、母の33回忌です。甥から電話が来て、おばあちゃんのお年忌をしようよ、って。ありがたいことです。まだ日にちは決まっていませんけれど、決まり次第、お寺さんと打ち合わせをしなくっちゃ。甥は相模原に住んでいますから、細かいことは全部引き受けないとね~~

 

こいつは春から

今日は今年初めての笛のお稽古日。勿論、相変わらず「助六」。助六には笛の入る部分が4か所あり、そのうちの3か所目の「六段」の部分。何しろ、三味線の奏でる旋律と、笛の旋律とが全く違う上に、リズムが緩急取り交ぜてってヤツで、この部分で三味線のこの音と笛のこの音がぴったり合わなくてはいけないなどと…

七宝史を書き終わってからずっと暇を見つけては練習してきたんだけれど、まぁ、こりゃ難物だわ。で、何とか今日のお稽古日に間に合わせて、でもヨレヨレなんですけどね~ ^^);

お稽古が終わってから、先生が、「リビングカルチャーからお誕生日プレゼントの抽選で当たったって、何か下さるそうですから事務室へ寄って行ってね。」と。

で、皆さんからも、おめでとう!って。何しろあと5日で古希、70歳ですから、めでたいやら何なのやら、冥土が近づくばかり…なんて言いながら事務室によると、おめでとうございます、って、魚沼産のコシヒカリ2キロをいただいちゃいました。

あら~うれしい。こんな上等なお米、自分で買って食べることなんてないものね、ありがとうございます! 

「こいつは春から縁起がいいわえ。」 これって助六じゃない、三人吉三だった…

一人で食べたら罰が当たる、だれかにご馳走しなくっちゃね~~~

 

七宝の歴史、アップしました。

七宝の歴史、書き直しが終了してアップいたしました。

どうぞ、暇つぶしにでもご覧くださいね。

http://shippouworks.ever.jp/history.html

古いページが出る場合は、F5キーを押して更新してください。

 

七宝の歴史・日本編の書き直し

昨日からぼつぼつ、HPの「七宝の歴史・日本編」の書き直しを始めています。

去年、静高アートクラブ主催で「工芸としての七宝・その歴史」というタイトルでの公開講演会をいたしました。その時にいろいろと調べ物をしたりして新しく気付いたこともあり、これは、HPのほうもちゃんと書き直す必要があるなぁと思っていたわけです。

で、本当は去年、本展の仕事が終わったら取り掛かる予定でいたのですが、あの殺人的な暑さ! すっかりその気も失せて、そのままになっていました。このままでは、あっという間にまた月日が経ち、そのうち書き直す気も失せてしまうだろうと、昨日からファイルの手直しを始めたわけです。

ところが、去年、私のPCのクラッシュで、せっかく集めた画像のうち、半分くらいバックアップを取っていなかったものですから、昨日は必要な画像を10冊ほどの本からスキャンするところから始めなくてはならず、結構手間取って、やっと江戸時代を通り過ぎて、これから明治にかかります。

あと数日はかかるかも~~ またアップしたらここでお知らせいたしますから、お暇なときにでもご覧くださいね。久しぶりのHTMLファイルの書き直しですから、すっかり忘れていることもあり、四苦八苦です。 ^^);

ま、多少ボケ按配のわが脳みそもちょっとはピリッと立ち直ってくれるかしらん??

 

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

私の元旦は、朝5時半。勿論、しょうちゃんに起こされて、です。足元から”にーちゃこにーちゃこ”と甘ったれた足踏みをしながらだんだんと頭のほうに上がってきて、覗き込むようにしながら前足で私のほっぺたをちょんちょん。お腹が空いたと朝食の催促です。

「あけましておめでとう! 今年もよろしくね。」のご挨拶の後、お正月だからとお年玉に大好物のゆでシラスをトッピングしてもらった朝ごはんを食べているしょうちゃんの脇で、ストーブに当たりながら見上げると窓越しのまだ真っ暗な東の空に美しい上弦の月。その左下にこれまた美しく輝く明けの明星。

あら~~上々の元旦の滑り出しだわ!

月は刻々上空に上がって、ほんの20分ほどで窓枠を外れて見えなくなりました。

で、7時過ぎ、やはり東の空、海に垂れこめている低い雲の縁がだんだん黄金色に輝いて、そろそろ初日の出。じっと見ているとほんの小さな1か所だけその輝きの質が変わり、あ~多分あそこからお日様が顔を出す… 

見る見るそこの雲だけが黄金色に代わって、まばゆい初日の出が見えました。勿論、二禮二拍一禮でご挨拶。昨年、1年間無事に過ごせたことへのお礼です。

家から初日の出が拝めるなんて、幸せかも~~

さて、お雑煮とおせちでの朝ごはんも済ませたし、これから「言いなり地蔵さん」と「虚空蔵さん」へ初詣に行って来ようかしら?

皆様にも良いお正月が訪れていますように~~!!

大晦日

夜9時。港で花火が上がり始めています。ゆく年を惜しむ花火でしょうか。いつもは元旦が訪れると同時に上がるのですけれど。

今年もあと3時間足らずです。私にとって今年は何やら不思議な1年でした。

全般はわけのわからないご難続きの半年。11月を過ぎてからは、前半の災難を補うようにうれしいことの連続で、なんだったのかな~~? という感じです。

まぁ、しょうちゃんという同居人ならぬ押しかけ同居猫も増えて、多少賑やかにはなったことだし、総じて良い1年だったと思うことにいたします。

さて、来年はどういう年になるやら。まぁ、とりあえず健康で過ごせた1年に感謝しつつ、元旦にはいつもの散歩道の「言いなり地蔵さん」と「虚空蔵さん」にはお礼も込めて初詣するつもりです。

皆様にも、どうぞ良い年が訪れますように!!