高齢者ドライバー

最近、毎日のように高齢者ドライバーによる事故の報道がありますね。
先日、菊川へ行く途中、日本坂トンネルを越えて焼津に入ってまもなく、片側2車線の道路の半分が通行止めになっており、警官が数人、誘導をしていました。あら、道路工事かしら? と思ってスピードを緩めて走っていると、車を積み込める大型のレッカー車が止まっていて、ふと見るとその傍らに軽自動車が止まっていました。走りながらちらっと見るとバンパーがぐしゃぐしゃ… あら、事故だわ。でも、相手の車は見当たりません。え? 自損事故? この真昼間に? 壊れた車には高齢者マークが貼ってあり。
斯く言う私も、年が明ければ間もなく68歳の、立派な高齢者です。よそごとじゃないなぁ。乗っていた人はどうなったのかしら? 様子を見れば、ひょっとすると相手もなしに電柱にぶつかったのかもしれないし、私も今にあんなことをしでかしちゃうようになるのかしら? いくつまで車の運転が出来るんだろうか。まぁ、今の所は走っていて怖い思いをすることもないし、道が分からなくなっちゃうわけでもなく何とか無事に運転が出来ているわけだけれども…
先日、yuuちゃんとのデートに伊豆まで出かけた日、前を走っている高齢者マーク付きの車が、その車の前を走っている車は1台も無いのに、しきりにブレーキを踏んで… げ! こわっ! なんでここでブレーキかけるのよ? と思いつつ、車間をあけて観察しつつしばらく走り、それから気がつきました。この車、大型の対向車とすれ違いそうになるとブレーキを踏むんだ?! そう思ってみていると、確かにトラックなどが対向車線を走ってくるとブレーキを踏みます。それに気がついてからは、余り腹もたたなくなりました。大型車が近づいてくるから、踏むぞ、踏むぞと思ってみていると、あ、やっぱ踏んだ! なんて、半分たのしんだりしちゃって〜〜 (^^ゞ
それほど狭い道でもないのに、多分、大型車とのすれ違いが怖かったのでしょう。でも、道が空いていたから良かったけれど、混んでいたりするとそれも場合によっては危ないわけで。年をとればとるほど、自分の足で、と言うのは億劫になり、車に頼るようになるわけだけれど、それで廻りにご迷惑をおかけしちゃいけないし、自動運転なんか真っ平だと思っていたけれど、次に買い換えるときにはせめて自動ブレーキ付きにするべきなんだろうか、なんて、考えちゃいますわ〜 (^^ゞ
ま、年をとるに連れて、健康面、頭の状態、すべからくに考えたことも無いような事態が起こることも増えてくるわけで、その都度、こんなはずじゃなかったと嘆くよりも、その時々の身の丈に合った身の処し方を考えて暮していかなくっちゃ…