お正月明け

さて、お正月明けです。明日は七草。お飾りもはずしたし、七草粥の準備でもしましょうか。
皆様のお正月はいかがでしたか? 私は、元旦は画廊に詰めて、二日は読書三昧の寝正月。三日はお誘いがかかって麻雀のお付き合いのカモネギ! 四日は再びの読書三昧・寝正月。そして昨日。暮れから正月にかけての運動不足解消にヨガに出かけて、その後は仕事始めでした。

お正月中、気になったニュースが二つ。一つは「新党きづな」 「絆」の読みは「きずな」じゃないの? どうやら、昔は「きづな」と表記されていたと言うのがその言い分らしいのだけれど、私は国語学者じゃないのでそれの真偽のほどはわかりません。それにしても・・・ まぁ、日本語も時の流れと共にどんどん変化しているわけだから、どうでも良いっちゃいいんだけど・・・ 何やら抵抗があるなぁ。
で、もう一つは、食べログのやらせ事件。まァ、こっちは「そりゃ、あるだろう。」なのだけれど、日頃どれほど情報操作されているのかしら、と思うとちょっとねぇ。
考えてみれば、バブルがはじけた頃からだったか、ある日突然に食べ物屋の前に行列が出来るという現象があった。
記憶に残っているだけで「500円チーズケーキ」「幻の豚マン」「10円饅頭」・・・ どれも短期間に店の前に大行列が出来て、それがあっという間に行列どころか店までなくなった。勿論、大の行列嫌いの私だから、どれにも並んだことはない。ただチーズケーキだけはどなたかからお土産に頂戴して、なんでこれに行列が出来るのだろうと、いぶかしく思った記憶はある。要するに美味しくなかったわけだ。
今になってみれば最初にアルバイトに行列をさせて、その行列が行列を呼んだだけのことだったのだろう。本当に美味しければ店は今も繁盛して続いているはずなのだから。
そんな風に、日頃、どれほど私たちは情報操作に踊らされているのかしら? ネットでの口コミ情報はそれなり読んでみるわけだけれど、どこかに「本当かいな?」という気持ちがあるので、どちらかと言うと星の数が少ないカキコミを選んで読んでしまうのだけれど、これだってあやしいと言えば怪しい。
まぁ、食べ物や買い物にニセ情報を掴まされるくらいなら諦めもつくけれど。
ま、冷静に、有り余る情報に振り回されることのないよう、生来の「へそ曲がり」に磨きをかけなくっちゃ! 誰に何をどう操作されているのか、わかったもんじゃないもの。