また、金木犀?

早朝、散歩に出ると、どこからかかすかにいい香りが漂って来ました。金木犀の香りに似ているけれど、何の香りかしら? 金木犀はとっくに終わったはずだけれど…
でも、これは金木犀の香りだわ。振り返るとお向いの空き家の庭の金木犀の大木に、点々と黄色の花? 気になって近くまで寄ってみるとやはり金木犀の花です。あらまぁ… 今年二度目の金木犀の花! 一体どういうことでしょう? この天候不順、気温の上下が激しい日が続いて、金木犀も勘違いしたのかしら?
それとも、最近、向かいの空き家に測量士がやってきて土地の測量があり、ご近所の噂によるとどうやら売りに出すようだとの話もあると言うことで、そうなれば毎年楽しんでいたこの木も切り倒されることになるだろうし、これが最後と言うことでまた咲いたのかしら? なんて、ちょっと心が痛んだりして。
お向いの土地は随分広くて、何でも5軒に分割するらしいとのこと。まぁ、山の斜面でもあることだし、工事も大変だろうなぁ。まだ先の話なんでしょうけれど、この辺りも随分様変わりするのでしょうね。
先日は、やはり近所での家の取り壊しがあり、しばらくの間は瓦礫の山。格好のマルの遊園地が出現したとばかりに、散歩の途中にマルはその瓦礫の山に登ったり降りたり、おきっぱなしの重機の点検をしたりで忙しかったけれど、今はすっかり平地になってマルも興味を示さなくなりました。ご近所の情報通のMさんによると、何でもそこを購入した方はお住みになるわけではなく書庫を建てるのだそうで、100坪ほどあるその敷地に書庫を立てる方って、学者さんか何かなのかしら?
まぁ、のんびりと暮している見慣れた環境もどんどん様変わりして、そのことで時の経過を痛切に感じるようになるのかもしれないけれど、それも仕方のないことなのでしょう。