文楽公演

本日は、静岡市のグランシップでの文楽公演へ行ってきました。
演目は「仮名手本忠臣蔵」より五段目「二つ玉の段」・六段目「身売りの段」・「早野勘平腹切の段」、それに松羽目ものの「釣女」でした。
身売りの段を語る竹本千歳太夫さん、盛り上がる場面で唾が霧のように、台本を置いてある台をはるかに超えて飛んでいきましたっけ〜 お〜〜これは力技だ〜と、ちょっと感動したりして。
早野勘平腹切の段では、三味線の鶴澤清治さんの迫力ある合いの手! 語る呂勢太夫さんも力が入っていて、つい不覚にもウルウルきちゃったりして。 (^^ゞ
「釣女」は、狂言からの題材でしょうか、おなじみの大名と太郎冠者が、恵比寿様に願をかけて妻を釣り上げるという話。大名の釣り上げたのは絶世の美女、勢い込んで太郎冠者も、と、釣り上げた被衣をかぶった女性。太郎冠者は大喜びで変わらぬ愛を誓い、被衣を取るとありったけの醜女が現れ… まぁ、大笑いしつつ、でした。曲もリズミカルで。あっという間の2時間半。たまにはいいものですねぇ!!
さて、明日は朝7時には家を出て、10時から名古屋での会場当番。2時ころには開放されるので、七宝町のアートギャラリーまで足を伸ばして、特別展「濤川惣助の七宝」を見てこようと思っています。
何でも、千葉に濤川惣助の七宝を収集しているコレクターがいらっしゃって、その方からお借りした作品を展示するのだそうです。11月14日までの開催とか。興味のある方は是非どうぞ!!
http://www.shippoyaki.jp/