極上美の饗宴・並川靖之

先日、NHKのBSで、「極上美の饗宴・並川靖之」の放映がありました。私のところはBSが写りませんので放映自体は見ることが出来なかったのですが、ありがたいことにいろんな方が録画したものを届けてくださいました〜
ところが、そのうちのお二人の分はブルーレイだったので再生できず… 昨日、こーちゃんにDVDに録画したものを頂戴してやっと見ることが出来ました。その上、「容量が余ったから小阿弥勝義の分も入れておいたからネ。」と、「極上美の饗宴・小阿弥勝義」まで! これも見たかったものでしたから、ばんざ〜〜い!! でした。
で、早速今日は午前中からDVD鑑賞。
何しろ、我が二十代からの憧れの並川靖之ですもん。まぁ、お昼も食べ忘れて見入ってしまいました。
初めてサントリー美術館で並川靖之の「四季花鳥図花瓶」に出会ったのはもう35年ほど前のこと、余りに興奮しちゃったのでその夜、夢の中で並川靖之氏と何やらお話しましたっけ。その時に、一生にひとつでいいから有線七宝の作品を作りたい、それも地色が黒の、と思ったものです。考えてみればそれが私のスタートだといえるかもしれません。
でも、見ていると、つくづく自分がいやになっちゃいますねぇ… 私っていまさらながら随分いい加減だわ、怠け者だし… もうちょっとちゃんと仕事をしなくっちゃ、あの世に行ったときに憧れの君に合わす顔がないじゃないの! な〜んて。
DVDの中では、日ごろお世話になっている安藤七宝店の方たちが並川作品の再現に四苦八苦していらっしゃいましたっけ。その四苦八苦振りにもご苦労が偲ばれてドキドキしちゃいました。
さて、遅いお昼も食べ終わったことだし、一緒にいただいたNHKの「知られざる在外秘宝」シリーズの北斎のDVDが4枚あるし、今日は一日DVD三昧を決め込みます。