殺人事件・・・

今朝8時頃、突然に近所の消防署のサイレンが鳴り響き・・・ あら、これは火元が近い時のサイレンの鳴り方だわ、と、窓から外を眺めると、目算で徒歩10分くらいの向こうに黒煙がまっすぐ空に向かって立ちのぼっていました。
あらら、いつも行くクリーニング屋さんの辺りかしら? あの辺りだとすると道幅が狭いし、消防活動も大変なんじゃないかしら? お気の毒に・・・お弁当用の揚げ物でもしていたのかしら? と思いながら眺めていると黒煙の下からメラメラと炎が見えて・・・ あれま、大変だ・・・ でも風はなさそうだし、まだしもってところかしら?
やはり道幅が狭い辺りと見えて、なかなか放水も始まらない様子で、煙が白くなってきたのは、そう、30分近くも経ってからだったでしょうか。
その頃に、丁度凪が終わったのか、海からの風が吹き始めて煙が流れ、この辺りまでかすかに燻り臭い匂いが漂って来ましたっけ。
今日は、来月から始まる静岡市の南部生涯学習センターでの、4回連続の七宝講座の準備で、昼前に炉をお届けする約束をしてあったので、それから車に炉を積み込んだりして11時頃に家を出かけたのですが、丁度その頃にヘリコプターが数機、辺りを飛びまわっており、火事と結びつけて考えなかった私は、一体何が始まっているのか、遊覧飛行かしら? などとのんきに考えながら家を出て。面倒くさいのでお昼は外食で済ませて帰宅後、植木に水遣りなどをしていると、ご近所のMさんの奥さんが通りかかり「大事件だったわねぇ。」って。
「え? 何かあったの?」
「ほら、朝の火事よ。あれ、17歳の高校生の息子さんがお母さんとおばあちゃんを刺し殺して、火を点けたんですって。お昼のニュースでやっていたけど、見なかった?」
「えぇ〜?! そうだったの、知らなかったわ。あのヘリコプターはその取材のヘリコプターだったのね。」
まぁ、こんなところでも殺人事件だなんて本当にびっくりでした。
夕方のニュースを見たら、やはりいつも行くクリーニング屋さんの筋向い。あらら、怖かったでしょうに・・・
一体何があったのでしょう。
何があったにもせよ、親や祖母を殺すなんて恐ろしいことです・・・ 私は親になったことがないので、現代の親子関係のあり方なんて見当も付かないけど・・・ 最近は、本来人の持つべき「許容量」がどんどん少なくなってきているのかもしれません。なんだか恐ろしい時代になったものです。