ピカピカの

昨日は東京でした。11時ちょっと前に東京駅に着いて、その足で浅草橋へ向かい、必要な材料を買うために問屋さんを3軒回り、その足で御徒町に向かいました。御徒町にある立体の素地を扱う店によるためです。途中、鳥越神社を見つけてちょっとお参り。そのお店との約束時間までにはまだ余裕がありましたから、この辺りでちょいと昼食を、と思ってお店を探したのですが、見つけたところは丁度時分どきとて満員。店の外で待っている人もいて、こりゃ埒があかないわ・・・ で、その先の小さな食堂を見つけてそこに飛び込みました。下町の職人さんたちのご常連がお昼を済ませると言った態の食堂で、ジロジロ見られちゃったけど、気にするこたぁない・・・
壁にはこの店の前で写されたらしい古今亭志ん朝さんの写真が掛けられており、お〜やっぱり下町だ・・・ 志ん朝さんか〜懐かしい・・・ 良かったよねぇ、この人の落語・・・
注文したオムライスが届き食べ始めた頃、4人連れが入ってきて、お店のおばちゃんが「ちょいとお相席させてあげてくださいな。すみませんねぇ。」と私の座っているテーブルへ4人連れを案内した。と言ったって、テーブルは4つしかないわけで・・・ 「はい、どうぞ、どうぞ。」
50がらみのサラリーマンが一人、20代中ごろと思しきのが一人、あとは若い男の子が二人。おーこりゃ新入社員だな。上司が新入社員を連れてきた、だけど話を合わせるのが大変かも、と、入社1〜2年の若いのに、一緒に来てくれと誘ったという図かしら?
案の定、若い方の社員が新入社員に何かと話しかけて、上司の方はにこにことだんまりを決め込んでいる。どうやら近所にあるIT企業らしい。新入社員のほうは何処かしらコチコチで、それでも必死に受け答えしている。なにやら微笑ましい。
いよっ! 頑張れ、ピカピカの新入社員!! だな。
まァ、そんなこんなで店を出てからも、何やらニヤニヤしちゃいましたよ。ピカピカの新入社員たち、めげずに頑張れよ! なんて。
その後、素地屋さんへ行き、次の行き先は御茶ノ水でしたから、結局乗り換えずに済むからと秋葉原まで歩きとおして、まぁ、つかれたこと。
でも、やはり浅草・蔵前・御徒町辺りはいかにも下町。ちょっと路地へ入り込むと古めかしい建物も残っていて、楽しかったです。