七宝炉の修理

昨日は、突然に通電しなくなってしまった炉の修理でした。

月曜日のお稽古中に、中型の炉のパイロットランプが点かなくなってしまい… もう1台の方は夏にやはりパイロットランプが点かなくなって、当然のこと温度が上がらない状態で、暑さも暑し、涼しくなったらでいいや~と裏板を外して断線していないのを確認しただけでそのままほったらかしてあり、中型炉が2台とも故障中じゃ仕事にならない。まぁ、かなり涼しくなったし、修理しなくっちゃ~

最初に故障した方は断線した様子はないし、ヘタすりゃ3~40年物の炉ですもん、多分劣化してヒューズが飛んだのだろうと、ヒューズの取り換え。それも配線の具合で取り換えにくかったからヒューズボックスを外したりして、ちょっと大変でしたけれど、こちらは一発で無事直って。やったね!

で、先日故障したばかりの方。裏板を外して点検したら、ヒューズが飛んでるどころじゃない、ヒューズボックスも一部が焼けこげ、ヒューズは割れて悲惨な状態でした。

こりゃぁ、ヒューズボックスも取り換えなくっちゃならない。大ごとだわ~~ はんだ付けもしなくちゃならない大仕事(?!)です。はんだ付けとか、普段やりなれていない作業だし…

で、一日ネットサーフィン。やっぱり電気製品ですからヒューズに規格があると同じくヒューズボックスだって電圧とか電流に対しての規格があるに違いない、規格が合わないと火事の元かも~~ってことで一日調べまくりで、おかげで目はショボショボですけれど、それはそれで知らない世界ですから面白かった~

中には、はんだ付け作業について延々とユーチューブで解説してくださっている方もいらっしゃって、ほぉ~~っと新たな発見! 理屈はそういうことだったんだ! って、ちょっと感動したりして。

で、先ほど、材料をネットで注文したところです。なんてこともない200円、300円のものばかりですけれど、次回また壊れた時の予備も含めて2個づつ購入して、送料共で1800円くらいかな? もっともその半分以上は送料で、送料の方がずっと高い! 

でもねぇ、修理に出したら往復の送料だけで4~5000円はかかるし、その上修理代でいくらかかるか、貧乏工芸家にとっては痛い出費ですもん。自分でやれば安上がり、こういうことは嫌いじゃないどころか楽しんじゃうほうですから~ 昔はちょっとお願いできる電気屋さんなんかがいたのだけれどね~ どんどん個人経営が成り立たなくなって、不便な世の中になりました…

さて、材料が届いたら、また残りの1台と格闘ですわ! 今度はちょっとヒューズ交換が楽になりそうなヒューズボックスを選びました。