お留守番、できてない…

昨日、東京から帰ったのは7時半過ぎ。

「しょうちゃん~ただいま~~」と玄関先で声をかけたけれど、ウンでもなければスンでもない。あれま、お留守番できてない! どこへ出かけて遊び惚けているやら?

見ればエサ入れの皿は空っぽ。あんなに出しておいたのにまるで洗ったように皿がきれいになっている。

その後、片づけたりメールをチェックしたりしていると、玄関の方から何やら情けない声がする… にゃぁにゃぁではなくて、ひゃぁひゃぁと、心持ちいつもより声も小さい。

「お留守番もしないで、アナタ、どこへ行ってたのよ?」

しょうちゃんは椅子に腰かけた私の足の周りを、体を擦り付けるようにしながらぐるぐると八の字に回っている。

「おなか、空いたの?」と尋ねると、今度は餌をしまっているケースに体をこすりつけている。お~結構賢いじゃないの~ どこにあるのかちゃんと知ってるのね~ と、これは親馬鹿チャンリン。 ^^);

その後、猫えさのパウチを一袋平らげ、ドライフードも。でも、まだスリスリしているよ。多分、ご褒美が欲しいんだな。

私が長く家を空けた日のお留守番のご褒美は、ちゅ~るである。これは結構高いムース状のとろりとしたエサで、しょうちゃんは大のお気に入りなのだけれど、こんなのを日常ガツガツと食べられたらかなわないので、私が半日以上家を空けた時だけ、お留守番のご褒美に与えている。

「お留守番のしてないのに、ご褒美なの?」 で、ちゅ~るを2本。まぁ、私の膝に前足を乗せて夢中になって食べている。

猫といえども、やっぱり知恵はあるらしい。ねだればついつい与えてしまう私が悪いのだろうけれど。