男と女 人生最良の日々

やれやれ、大掃除も概ね終わったし、毎年3か所ほどにお届けする栗きんとんと黒豆も煮終わったし、で、昨夜は何か映画でも見ようか、と。このところアメリカのTVドラマばかり続いてかなり飽き飽きしたし、何か面白いのがないかしらと、プライムビデオへ。

そこで見つけたのが「男と女 人生最良の日々」

なんと、1960年代の「男と女」の後日談。監督のクロード・ルルーシュはじめ、キャストもスタッフも当時の人たちが再結集した映画ですって! ですから80代後半の人たちだけ~

あ、これにしよう!

1966年制作の「男と女」は私が二十歳前後のころ、名画座で何回か見た大好きな映画ですから。主演のジャン・ルイ・トランティニアンも大好きな俳優さんだし~ アヌーク・エーメも素敵だしね~ もうお二人とも90歳近いはず…

期待を裏切らず、とても良い映画でした~ 人生最良の日々という副題は、ヴィクトル・ユーゴーの言葉「人生最良の日々とはまだ生きていない日々だ」からとったのだそうです。

トランティニアンは随分老けていましたけれど、時折見せる笑い顔や鋭い目つきで、あ、やっぱりトランティニアンだ、と。アヌーク・エーメは若いころの面影がたっぷりでした。なんとなく、ボーボアールの「皺は人生を物語って美しいもの」という言葉を思い出しちゃった! 

あの頃のフランス映画は本当に大好きでした。

さて、私もロクでもない出来事に満ちていた2021年とはさっさとおさらばして「人生最良の日々」に向かって歩き出さなくっちゃね~~