9月1日より日本工芸会のクラウドファンディングがスタートいたしました。
実のところ、日本伝統工芸展の開催がピンチに陥っているのです。元を糺せば、日本伝統工芸展は全国を巡回して開催されるわけですが、地方会場の都合もあり全作品が展示されるわけではなく、選抜により各会場に展示されます。ですから、その会場で展示されない作品は三越伊勢丹の預かりとなるわけです。今までは三越伊勢丹のご厚意で無料で預かってもらっていたのですが、コロナはじめ、円安やら何やらの影響で、来年度からは有料でないと預かっていただけないとのことで、その倉庫の家賃がなんと2000万円もかかってしまうわけで… 日本工芸会そのものが、まぁ、貧乏団体ですし、このご時世では工芸そのものがある意味風前の灯火、絶滅危惧種のようなもので、工芸などと言うものは無くても一向生活するのに困るわけでもなし、と言われてしまえばそれまでなのですけれど… やはりこれは営々と築き上げられてきた日本文化の一部で、「糞の役」には立たないかもしれないけれど「心の糧」にはなるはずです。
日本伝統工芸展の開催は、これからの伝統工芸の技術の向上・研鑽・伝承には欠かせない場でもあるわけで、何とかその存続を図りたくで始めたクラウドファンディングなのです。
ご協力を頂ければまことにありがたいわけで、工芸や日本文化に関心をお持ちの方、宜しくお願いいたします！
「日本工芸会 レディーフォー」 下記画像をクリックしてください。
寄付金額は￥3.000よりとなっております。ご無理のない範囲で応援いただければうれしいです！
また、SNSやらでこの情報を広めていただければ、幸いです！！
