研究会

14日に第70回日本伝統工芸展の研究会がありましたので、展覧会を見がてら出席してきました。何しろ名古屋展はここ数年随分縮小されており、今年は約110点ほどの展示とのこと、東京展の1/5ほどの展示作品数ですから。七宝は5点の展示だとか… 寂しい限り。ですからちゃんと見たいと思えば東京へ行くしかありませんもの。

他の地方展もおそらく似たようなものなのだと思います。ま、文化催事は昔のような経済的メリットはないということでしょうね。

で、日本橋三越。やっぱり壮観です。内のお教室からも私を含めて総勢7名。皆さんそれぞれに学ぶところがあったのではないでしょうか。

会場にて集合写真

会場で、今回保持者賞を受賞なさった柴田明先生とばったり会って。おめでとうございますと声を掛けたら、クキさん、今度の作品の研磨はすごいねぇ!と、褒めていただいちゃった!!

で、午後からの研究会、台東区民会館に場所を移して、プロジェクターで1点ずつ作品を写しながら2時間ほど。さいごに部会長が、せっかくだからご質問のある方は遠慮なくどうぞ、と言ったとたんに広島の粟根仁志氏が手をあげて、クキさんに、今回の作品の研磨について、と、ご質問を頂いちゃって、冷汗三斗で説明し。

粟根氏はいつも私の大好きな作品をお創りになられる方ですから、その方に興味を持っていただけるなんて、本当に光栄なことでした‼

結局会場を出たのは4時半ほど。一緒に行った石王丸さん・田中さんと3人で疲れたね~~と近所の茶店で一休みして、家に帰り着いたのが8時ころでした。

それからヒメのお迎え(育て方が悪かったのか、お迎えがないと帰って来れません…)

いつもの言いなり地蔵さんの傍らの大きな切り株の上で、ちょこなんと待っておりました。で、連れ帰って食事をさせた後、迎えが遅かったのが腹に据えかねたのか。置いてあった新聞紙に八つ当たり… ビリビリに破いて辺り一面にまき散らし… あれまぁ、分かりやすい…

楽しかったけれど、大いに疲れて、その疲れが取れるまでに1週間!

さすが後期高齢者間近のことだけはあるなどと我ながら感心しちゃいました。