お隣さん

昨日、新しく引っ越して来られた方がご丁寧にご挨拶に見えられました。60歳くらいの男の方。

「引っ越すと言っても、毎日住むというわけではなく、まぁ、言わば私一人の別荘のようなもので、趣味のための家なんです。」

「まぁ、それは贅沢な。おうらやましいようなお話ですねぇ。」

「定年退職をいたしましたもので。」

「悠々自適というわけですね~ 素晴らしいわ。」

などと玄関先での立ち話でした。

なかなか腰の低い、如才ない方のようで、元は銀行マンかしら? それとも官庁? どこかの大病院の勤務医かしら、と、そんな雰囲気。多分、昇りつめた方なのでしょう。よかったわ、おっとりした良さそうな方で。

何しろ、お隣さんがどういう方なのかというのは大問題ですものね。あまりこちらとは常識のかけ離れた方がいらっしゃるとご近所トラブルの元になっても困るしね。

毎日住むわけではないというのであれば、あんなに頑張ってすだれやら暖簾やらと目隠しすることもなかったかも~~ ^^);

真下に建った家は昨日がお引越しだったようで、昨夜初めて明かりが点きました。ウチのお風呂場が見える2階の窓は、寝室の窓らしく、カーテンは引きっぱなしなようで、これもまた一安心です。こちらの方はご一緒の町内になるわけでもありませんからあまり気にしていませんけれど。