ひょっとしてチャドクガ?

我が家の庭にちょっと異変が… 椿や山茶花の下の方の枝の葉が丸坊主になっている。虫がついたのかしら? 私は毛虫・芋虫の類がカラオケと同じくらいに大嫌いである。だから覗き込んでどんな虫がいるかを確認するなんて、とてもできない。

40年近く前に、アトリエとして借りていた借家の裏庭にあるヒマラヤスギが毛虫の食害で丸坊主になったことがあった。その時の毛虫は高校の時の同級生で造園業をしていた主人の友人が退治してくれたけれど… 大量の大きな毛虫だったからごみ袋に何袋分かを片づけた記憶がある。あれはマツカレハだったのかしら? 4~5年前には花桃にオビカレハが大量発生したこともあった。それはご近所のご主人で、元農林水産省の研究員をしていらっしゃったという方のご指導を得て、何とか退治したっけ。でも、どちらも大きな毛虫だったから発見できたのだけれど、今度のは姿が見えないところを見ると小さいのかも~~

で、いろいろ検索してみた。やられた木が、椿、山茶花、夏椿であるところを見ると、どうもチャドクガの可能性が強い。あれは毛バリを飛ばすから極めて厄介である。業者に頼もうか、とも思って見たけれど調べたら木1本につき15000円だって! げ! 椿が5本、山茶花1本、夏椿1本、合計7本で10万越しちゃうじゃないの! こりゃ、自分でやるしかない。

チャドクガの駆除」を検索ワードにして検索してみるとまぁ、いろいろ出てくる。でも、この間のアシナガバチ事件の時だって、思ったほどの作業でもなかったし、注意してやればやれないことはないだろう。

薬剤はスミチオンでいいみたい、それに展伸剤を混ぜて葉への定着率をよくする。毛バリを飛ばすから風のない時を選ぶ。晴天が2~3日続く日を選ぶ。などなど注意点をメモして、あと必要なものは噴霧器、手動ポンプなら1000円台だ。使い捨ての防護服、手袋、防護眼鏡。これは5~600円もかければ売っている。あとの始末を考えるとやすいものだ。あ、そうそう、金魚の入っている石鉢、これに薬剤が入ったら金魚が死んじゃう。上からビニールでもかぶせて保護しないと… 百均のレジャーシートでいいかしら? あ、薬剤の量を測るのにスポイトもいるなぁ、これも百均で売っているだろう。

ホームセンターやら百均を駆けずり回ってすべて揃えて、きのうの夕方、作業しました。薬剤やら使い捨て防護服、噴霧器やらで〆て5000円もかからなかったよ。 

防護服を脱いだら汗びっしょり、髪の毛なんかまるで洗い終わった後みたいに毛先から根元まで濡れている。で、使い終わった噴霧器も洗い、防護服も始末して、金魚のブルーシートは葉から薬剤が垂れる可能性があるので一晩そのままにして今朝外しました。

さて、うまくいったかどうか? あとは様子見です。

5月には一度消毒してもらっているんだけれど、やっぱり今年の夏は雑草や毛虫にはまことに快適な夏だったのかも~~ ま、噴霧器も薬剤も残っているのだから、来年は注意深く早めに消毒することにいたしますわ。えらいこっちゃ… ^^);