それでも外へ行きたい?

 非常事態宣言が全国に拡大されて、清水区では初の感染経路不明者がでて、ちょっと緊張しています。朝日カルチャーは静岡市街のど真ん中のデパートの5階ですから、4月の頭から休講になって、ちょっとほっとしてはいますけれど。

首都圏に近い静岡は、まだ相変わらず遊びに来る人も多いらしく、サーファーが良く訪れる静波海岸では駐車場を閉鎖したとか、いろいろ聞こえてきます。

まぁ、確かに高齢者とは違い若い人たちは感染しても軽いとか、いろいろ言われていますけれど、こう感染者の増加が止まらないとなると、国もそれなりの手当てをせざるを得ず、「アベノマスク」で466億円に始まり、国民一人当たり10万円を支給するための14兆あまりのお金とか、勿論、崩壊寸前と言われている医療関係にも当然のこと、たくさんの費用をつぎ込まざるを得ず、それって、国債を発行するわけでしょう? 私たち高齢者は命の危険なんだけれど、若者たちはいずれその経済損失を追わなくてはならない立場…

一刻も早くコロナの蔓延を止めなければ、その経済負担は計り知れないわけで、それでも出歩きたい? 仕事で出歩かざるを得ない人はお気の毒としか言いようがないけれど、不要不急の外出はちゃんと控えないといずれ自分の首を絞めることになるのではないかと、私なんか心配しているのですよ。

コロナ疲れと称して、近隣の公園で一家そろってテントを張って遊んでいるなんて、論外でしょう? 命がけで防護服もままならず雨合羽を着て頑張っている医療関係者もたくさんいらっしゃるというのに、何を能天気なことをしているんだ? 

お互い思いやったり気遣ったりできないなんて悲しいよね。思い通りにならないなんて、生きていれば当たり前のことじゃないの。何をどう理屈をつけようと「ならぬものはならぬ」ですよ。何だか腹の立つことばかりで、仕事をしてるのが精神衛生上一番いいや、と、作品に取り掛かっています。時々一人暮らしをしている友人やら昔の生徒さんにお見舞い電話をかけておしゃべりしたり、ね。