オリンピック延期

ついにオリンピック延期が確定したようです。やはりこの決定は妥当でしょう。日本ではコロナウィルスの爆発的拡大は今のところないのですけれど、感染経路が不明な感染者が増えてきているところを見ると、多分これからなのだろうなと思っています。

「コロナ疲れ」とかも相まって、この間は埼玉でK1が開催されて、全国から6500人の観客が集まったとか… 原宿も渋谷も大盛況だったらしい。タカをくくっていると大きなしっぺ返しが来そうな予感が。

感染拡大の抑止と経済活動とは相容れないわけで、日本経済も崖っぷち?

イタリアやスペインは異常事態に陥って、多分、一時、財政危機を迎えて大騒ぎだった国ですから、その間に財政立て直しで医療関係やら社会インフラを大幅に縮小していたツケがまわったのかしら? ドイツではかなり抑止出来ているようですけれど、これも財政の問題? それともゲルマン民族的な気質が幸いしている? でも、メルケルさんの主治医が感染していたとかで自宅で執務を執っているとか。

ヨーロッパだけではなく国々が国境封鎖の鎖国状態に向かいつつあるわけで、こんな状況でオリンピックができるはずもありませんものね。

今やワイドショーはオリンピック延期で持ち切りです。ま、確かに経済損失は計り知れないものがあるわけで、でも、オリンピックも近年どんどん商業主義的に拡大してきたわけで、それを見直すいい機会なのかもと、私なんかは思っているのです。それよりなにより、資本主義自体がすでに煮詰まって限界を迎えているような… 資本主義でも社会主義でもない、それに代わる第3の新しい社会思想がそろそろ生まれてもいいころなのだけれど、と、ここ10年くらい、心密かに思っているわけで… なんて、話は脱線しすぎ?? 傲慢に過ぎて浮かれすぎていた人類への警鐘だなんて、考え過ぎかしら?

兎にも角にも、ゆめゆめこれで日本は収束に向かうなんてタカをくくらず、用心深く暮らしていかなくっちゃと思っています。