第70回日本伝統工芸展入選発表

昨日、第70回日本伝統工芸展の入選発表がありました。おかげさまで無事入選いたしました。

お教室では石王丸さんが無事2回目の入選、残念ながら田中さんは選外となってしまいました。作品は良かったのですが、ちょっと弱かったかも… でもまだまだ若いのだし意欲的に頑張っている方ですし感性も良い人だから、今後に充分期待しています。

それに私の経験では選外になった時が、かえって多くを吸収できる時だったし、自分の作品の、何かしらの足りなさをしっかり認識出来れば、次回は一皮剥けるんじゃないかしらね。ま、伝統工芸をやるということはそういうことの繰り返しなのだと思います。

滑ったり転んだりしながら、そこから何をつかみ取って来るか… 一回ごとの結果に一喜一憂することなく、我が道を! です。

 

今日は1日、スコールのような雨が降ったり突然に晴れて日が差したりと目まぐるしく天気が変わりました。

で、夕方5時近く、ふと見ると大きな虹が空一杯に広がっておりました。

虹を見るなんて随分久しぶりのことで、思わずベランダに出て写真を撮りました。

空一杯の虹

なんだか良いことがありそうで、おすそ分けです!!

 

 

猫ぐらし

この所、まぁ、夏バテ。とにかくこの蒸し暑さ。嘆いても始まらないのだけれど、エアコンどっぷりで暮らすとそれはそれですっかりエアコン疲れだしね~ もう死んじゃってもいいか… と思うくらいこの夏は厳しい。従って、ごろごろと猫ぐらし。必要最小限のことしかしないでいます。だらしがないこと…

この異常な暑さは年々歳々増しているような気がする。それでもまだ異常気象による災害からは幸いのこと逃れているのだけれど。

九州付近ではノロノロ台風6号が、Uターンしたりしながら居座っている。雨はどうなっているのかしら? 電気は? あまり大きな被害が出ないといいけれど…

で、今度は台風7号。まだ当然進路が定まっていないわけだけれど、静岡も充分に進路の射程圏内に入っているようだし、去年の台風15号の時には清水区では断水が10日以上続いて、大変な目に遭った… あの時は興津川の取水口が流木や泥などで詰まってしまったのが原因だった。で、その後どうなっているのか? そもそも清水区には取水口が興津川に一つあるだけというのがもともとの原因なのだけれど、その状態はいまだ解消されていないようだ。本年度中を目途に検討中だって…と言うことはまたまた繰り返す可能性も十分あるわけで、困ったものである。

こちらとしては、台風の進路を睨みつつ、静岡へ上陸する可能性がありそうならば、前もってせめて浴槽には水を満杯にしておくとか、あとは、遅れて届いて去年は全く役に立たなかった10リットル入り給水袋2個にも。おかげさまで多少の自衛の知恵はついてはいるけれど。せめて去年の教訓は生かさないとね。でも本当はそんなもの生かさないで済むのが何よりなわけで… 毎年サバイバル生活をさせられたんでは容易じゃない!

 

作品の完成と発送

このところ、自分の作品の最後の仕上げもほったらかしにして、他人事でジタバタと半月あまり… その間、梅雨時の蒸し蒸しした猛暑も重なって、ついにダウン。一昨日・昨日と二日連チャンでかかりつけ医のところに飛び込んで、恒例行事だねぇ、と言われつつ点滴をしていただき、今日も暑いのですけれど晴天で湿度も下がったこともあって、やっと立ち直って空腹感が戻って来て、やれやれ。

で、気が付くと本展の出品作、18日・19日までには必着で送らなくっちゃ、

早速発送の準備をして、今日の午後に送る予定です。明日でもいいのだけれど、明日はお稽古日ですので、今日中に送っちゃわなくては…

七宝合子 秋の暮

折角お腹もすき始めたことだし、発送を済ませてからお気に入りの中華料理店でランチでも食べてきます~~

梅伐らぬ馬鹿

我が家は傾斜地に建っていますから、2階部分に玄関があり居住部分は2階。階下はアトリエになっています。で、その2階のリビングから見下ろすと庭とも言えない空き地のような庭に梅やら花桃やらが植わっているわけです。花の季節には上から見下ろす花見… ま、これも面白い。

で、今の時期、見下ろすと梅の木には空に向かって伸びた徒長枝がぼうぼうで… あれま、無粋な。

その梅は八重の紅梅で、八重なのだから実は生らないはずなのにどういうわけか大ぶりの実がなります。今年は2キロくらいの収穫があり、恐る恐る買ってきた梅と混ぜて梅干を漬けたのですが、先日赤紫蘇を入れる時に確かめてみるとまるで南高梅のように皮が薄くて柔らかい漬けあがりで、ちょっとびっくり。来年はちゃんと実がなったらこの梅だけで漬けてみようかと思ったわけで。

で、思い出したのが「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」ということわざ。

ま、これは相手を見て適切に育てよ、という教えのようなものですけれど、「梅伐らぬ馬鹿」とあるのだから、梅はちゃんと剪定しなさいと言うことでもあるはずです。

で、ネットで調べてみたところ、その年に伸びた徒長枝には花が付かない、従って実もならない、ほっておくと木が痛むとありました。その徒長枝は7~8月に切り戻すんですって、ちょうどいい時期じゃないのと、ここ3日ほど毎日30分程度ですけれど徒長枝を落としています。

脚立に乗っての作業ですから、慎重に~~ で、切った枝は束ねてゴミに出さなくちゃいけませんからあまり一度に沢山切ると嫌になっちゃうし、30~40分が限度かな。

徒長枝の処理は概ね終わって、明日は5束ほどゴミに出し、後はボツボツ込み合った枝を整理して風通しを良くしてやらないと。

ま、素人の剪定ですからこの作業が吉と出るのか凶と出るのかは、来年の話です。

梅の実がちゃんとなるといいけれど。

紫蘇玉

今月11日に塩漬けした梅、梅酢に、熟した梅からの赤味が移ってピンク色の梅酢になってきましたから、本日は赤紫蘇を入れることにいたしました。
近所の農協直営店で赤紫蘇を2束購入して、紫蘇玉づくりです。枝から外した赤紫蘇の葉をたっぷりの水で洗って塩もみしてアクを抜きます、これを2回繰り返してギュッと絞れば紫蘇玉の完成。あらら、去年も2束買ったのだけれど、こうして紫蘇玉にしてみると分量が少ない… 去年は紫蘇玉が6個取れたのだけれど、今年は4個。値段はほとんど同じだったのだから、実質値上がりか… ま、仕方がないこれもご時世のなせる業だ~

紫蘇玉に梅酢を加えてしばらく置くと梅酢がどんどん赤くなる。勿論白梅酢も少し取り分けておきます。これは真夏のお腹の調子が悪い時の特効薬で、私にとっては必需品です。

それから桶に赤紫蘇を引いて梅を並べ、と、どんどん重ねて、最後に全体を紫蘇で覆って完成。軽めの重石をのせて、後は7月一杯、時々カビが来ていないかを確かめつつ、ほったらかし。土用の丑の日は、今年は7月30日らしいから、その頃に土用干しです。

ウチにある八重の紅梅にどういうわけか今年は2キロ近く実がなり、それも一緒に漬けました。どんなになるのだろうと興味津々で様子を見ると、買った梅よりもずっと上等。とても柔らかく漬かっています。来年も実がなるようだったら梅の実は買わなくても済んじゃいそうです。5粒ほど、白い梅漬けで食してみようと、それも取り分けて。

さて、梅ジュースも美味しくできたし、梅ジュースに漬けた梅はそろそろ取り出して梅ジャムにしなくっちゃ… この梅雨時の鬱陶しい日には、イチゴジャムより梅ジャムの酸味の方が余ほどおいしい!

梅仕事の最後は梅ジャムです~

 

梅雨の晴れ間

本日、この地静岡では梅雨の晴れ間、気温はどんどん上がって30度だったとか。

それでも梅雨時とは思えないカラッとした陽気でしたからさほど苦にはなりませんでした。

5月末から12日まで、何やかやとあわただしい日がずっと続き、作品の方、もうちょっと手を入れたいところがあったのですが、全くそれどころじゃない忙しさ… ま、まだ日にちはあるから、と、くたびれ切った体を休め、昨日から気を取り直して最後のあがき! 見落とした小傷を消す作業をしています。

ほぼ半月ほど何も手を付けられない日々が続いていましたから、何となく新鮮!!

「クキさん、研磨がヘタになったね。」などと言われないように頑張っています。ま、それも今週で終わりそう。週明けには覆輪かけに出さなくっちゃ。

発送を終わって手が離れると、ほっとするだろうなぁ~

そうしたら温泉にでも行って、のんびり骨休めするぞ~~~と、それを楽しみにセコセコ仕事をしています。

 

慎重さと愚図の境目は?

昨日は歯医者の予約日でした。右下の親知らずが虫歯になり(虫歯なんて何十年ぶりだろう?)先月から治療中です。主治医は歯医者さんの院長先生の息子さん。若い、若い、デビューしたてかもね~。

で、すごく慎重に治療してくださる。最初に虫歯を削った時も、虫歯の状態を見るためのレントゲンを撮り、治療中にもう一度確認のためにレントゲンを撮らせてください、って。一度の治療で2回もレントゲン…

で、神経を抜くという作業中なんですけれど、3本ある根の内1本だけ細くなってしまっていてなかなか抜けないらしいのです。で、昨日はその最後の1本の神経を抜く治療に取り掛かったのですが…

まぁ手こずって、治療時間は1時間を超え、その間こちらの口は開きっぱなしなわけで、あごは疲れてガクガクしてきちゃうし~ で、結局次回に持ち越し!

最後に「顎は大丈夫ですか?」だって。「外れるかと思ってしまいました。」

慎重・丁寧なお仕事はありがたいのですが、それも度を過ぎると愚図としか言いようもない、などと腹の中で悪態をつきつつ…
ま、圧倒的に経験値が足りないのでしょうから、慎重を通り越した愚図でもしょうがないか。こうやって一人前に育っていくのだろうな、ババァは実験台、それも結構なことです。でも毎回これじゃこっちが大変だし、今度の時は通院回数が増えても構いませんのでもうちょっと治療時間を短くするようにお願いしますって言おうかな? なんて。

本当に昨日は歯医者疲れ、全くもう~~~